昨年公開され、今なお大ヒット上映中の「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。本作はJ.J.エイブラムスが監督を務めているが、本来彼の前にコリン・トレヴォロウが監督を務める予定だった。この度、トレヴォロウが構想していたエピソード9のコンセプト・アートが公開され、話題となっている。

『スター・ウォーズ/エピソード9』のコリン・トレヴォロウ版コンセプト・アートが公開

今回紹介するこのコンセプト・アートは、TwitterアカウントのFilippoがリークしたもので、ツイート内ではトレヴォロウが監督するはずだった映画のタイトルが『Duel of the Fates(運命たちの決闘)』であったことも伝えられている。

コンセプト・アート内では、変装したBB-8がファースト・オーダーの戦艦に乗り込み、スパイ活動をしている姿や、主人公のレイをはじめ、フィンポー・ダメロンスター・デストロイヤーの中で戦闘しているシーンも。なんとレイがシスの暗黒卿のひとり、ダース・モールのように、柄の両端から伸びるライトセーバーを所持している場面も収められている。

さらにはレイの宿敵(?)であるカイロ・レンが新たなマスクをまさに装着しようとしている場面も。その姿は彼の祖父であるダース・ベイダーに瓜二つだ。

他にもフィンがファースト・オーダーに捕らえられ、強制労働させられている様子や、レイとカイロ・レンが対峙するシーン、さらにヨーダやオビ=ワン・ケノービ、ルーク・スカイウォーカーがレイを助けに現れる場面もあったようだ。

トレヴォロウの構想の中では、パルパティーンことダース・シディアスが登場することもなく、ダークサイドに染まってしまったカイロ・レンとレイとの決闘が繰り広げられる予定だったようだ。この案は実現されなかったが、ファンの中には見てみたいと思う方も多いはずだ。

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」最後の予告篇 世界同時解禁

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』はこうなるはずだった!?前監督コリン・トレヴォロウによるコンセプト・アートが公開 film200204_starwars_colin_1
Photo via @Filq2001(Twitter)