人と人をつなぐ「縁」をテーマにした新しいケータリングブランド「en(エン)」が、このたび始動した。お寿司やおむすび、鍋を囲む“円”のかたちと、人と人が出会い結ばれる“縁”という言葉を重ね、日本の伝統的な食文化をカジュアルに楽しむ新スタイルのケータリングとして注目を集めている。

このプロジェクト「en」は、3名のメンバーによって立上げられた。

「縁」を囲む新しいケータリングの形。ケータリングブランド「en」始動 en_logo_002-15-1920x1280

まず1人目、「en」の食をプロデュースするのは野口勇磨氏。和食文化に精通し、食の場づくりに関心の深い、野口勇磨氏の本業はアパレル事業。そのアパレル領域で培った「魅せ方」のノウハウを活かし、従来のケータリングとは異なる体験型スタイルを提案している。

2人目の共同メンバー、佐藤辰哉氏。彼はアーティストとして活動しながら、三軒茶屋で人気のハンバーガーレストラン「3pm TOKYO」のオーナーを務め、その他さまざまなプロジェクトを手掛けている。

そして3人目の共同メンバーであり、影の司令塔ともいえるのが清水創氏。「en」への参加は、辰哉氏との「3pm TOKYO」でのランチがきっかけ。エンジニアである彼は、IT知見を活かしたプロジェクトの仕組みづくり、予約管理システム設計やスタッフ配置のオペレーションをはじめ運営の土台となるすべてを構築している。

共同立上げメンバーそれぞれのユニークネスがまさに、en”回る”三位一体の仕組みとして出来ている。

「縁」を囲む新しいケータリングの形。ケータリングブランド「en」始動 en_02

「ケータリングは、残りがちだったり、本来の料理の良さが伝わりきらないこともある。だからこそ、もっとおいしく、文化も味わってもらえる形にしたかった」と、立ち上げメンバーは語る。

日本食の“シェアする楽しさ”や“囲む温かさ”を大切にしつつ、外国人にも親しみやすいカジュアルさで提供される点も、「en」ならではの魅力だ。

和食の繊細さと美しさを体験しながら、人とのつながりを深める時間──「en」は、食を通じた文化交流と心のつながりを提案する、新時代のケータリングブランドとして期待されている。

text by Asami Shishido

INFORMATION

en catering|都内ケータリング専門サービス

オフィシャルサイト
公式Instagram