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[Buffalo Daughter × 坂本慎太郎]特別対談:Buffalo Daughter×坂本慎太郎。制限ばかりのこの世の中に想うこと

ニャクション(Konjac-tion)。バッファロー・ドーターの新しいアルバムはそう名付けられた。文字通り、菎蒻(こんにゃく)とコネクション(繋がり)をかけあわせたものであり、可愛らしいというか、掴みどころがないというか、なんともユニークな響きを持つ造語である。実際に本作にはカヒミ・カリィ、坂本慎太郎、Fuzati、Pismoといったアーティストが参加している他、しんなりちゃん、チボ・マット、シャーロット・ケンプ・ミュール、砂原良徳、永井聖一といった面々たちが新作の楽曲をまるっとリミックスしたリミック盤もが収録されており、(本人たちの談によればそれはあくまで結果論であったそうだが)長きにわたり最前線で活動を続けてきた彼らだからこそできる、若手、ヴェテランを織り交ぜた超豪華な“コネクション”が散りばめられている。

今回はそんな豪華な『Konjac-tion』の登場人物の中から、先日、素晴らしいニュー・アルバム『ナマで踊ろう』をリリースしたばかりの坂本慎太郎氏に登場頂き、今回のコラボレーションについて、またお互いの制作についてなど、お酒も交えつつ、リラックスしたムードの中、対談形式で語っていただいた。1980年代末ころから、同じ時代の空気を吸い、活動を続けてきたこの両雄。作品で共演するのはもちろん、実は対談するのもはじめてのことだという。

Interview:Buffalo Daughter × 坂本慎太郎

【特別対談】Buffalo Daughter×坂本慎太郎。制限ばかりのこの世の中に想うこと

[L→R:坂本慎太郎、シュガー吉永(g,vo,tb-303,tr-606)、大野由美子(b,vo,electronics)、山本ムーグ(turntable,vo)]

––––バッファロー・ドーターの結成が1993年、その前身となるハバナ・エキゾチカが1987年結成。ゆらゆら帝国の結成が1989年。そういう意味では同世代というか、ここ20年くらい同じ時代を生きてきたアーティスト同士ということになるかと思いますが、お互いの最初の出会いのようなものって覚えていらっしゃいますか?

坂本慎太郎(以下、坂本) 昔、ハバナ・エキゾチカ、観ましたよ。

シュガー吉永(以下、吉永) 本当?

坂本 吉祥寺のバウスシアターで。TOMATOS(トマトス)とかも出ていた記憶が。

吉永 ああ、そうそう。その時代だ。

大野由美子(以下、大野) 当時、渋谷のLa.mamaに出ていたようなバンドが集まったイヴェントだったと思う。

坂本 でもその時は客として観に行ったので、話してませんね。

––––その後、どのような感じで交流を持つように?

吉永 覚えてない(笑)。ライヴもそんなに一緒にやってないし…。

山本ムーグ(以下、山本) イヴェントに出てもらったことはあるけど、最近だもんね。

坂本 あ、ムーグさんがHIROMIXと本を作った時に(『new』/河出書房新社/2003年)、漫画を描いてくれって頼まれたことがある。あとテレビ番組の「ファクトリー」で一緒になったこともあるし。

大野 そうそう、一緒だった!

坂本 その時も特に喋ってない。

次ページ:山本「あまり面識もないのに、カラオケに坂本くんを呼び出して、歌わせたっていう(笑)」

Qetic編集部

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