女性ボーカル&ギターのあやぺた、女性ベース&ボーカルのいやま、男性ドラマーのもあいからなる、Dizzy Sunfist。パワフルでエネルギッシュ、その上、バイタリティ溢れる歌とサウンドにて、全国各地でグングン知名度を上げている、女2男1の混成3ピースメロディックパンクバンドだ。
先日観たライブでも、スカを始め、間にボサノバや三拍子を交えたりと、メロディックを基調にしながらも一辺倒ではないところを見せつけてくれた彼ら。そんなDizzy Sunfistより、前作1stミニアルバムからわずか8ヶ月という短いインターバルでニューミニアルバム『SUPER DELICIOUS』が届けられた。
初の作品を手に全国各地を回った結果、ブチまけたいこと、共有したいことが更に多数芽生えたのだろう。全7曲入りながらトータルタイム14分と、まさにシャープショートショックなチューンが立ち並んでいる今作は、これまで以上に、みんなで楽しく騒げ、ライヴでもよりキッズたちも参加しやすい感じの1枚。HEY-SMITHの猪狩秀平を制作アドバイザーに迎え、スピード感、疾走感をほとばしらせながらも、パワフルながら、どの曲もキチンとフックを持つナンバーが、次から次へと矢継ぎ早に現れてくる。
今日も全国各地を飛び回り、集まったキッズたちに笑顔を与えているであろう3人にメールインタビュー。楽しげで屈託のない、それでいてバイタリティ溢れる、いかにも彼ららしい回答の数々が返ってきた。
Interview:Dizzy Sunfist
左から:いやま(ベース&ボーカル)、あやぺた(ボーカル&ギター)、もあい(ドラム&コーラス)
バンドのモットーは、「楽しい曲をつくって自分が1番楽しくライブすること」
––––まずはパートと名前、それから、もあいさんがいやまさんを、いやまさんがあやぺたさんを、あやぺたさんがもあいさんの良いところ、悪いところを交えて他己紹介して下さい。また、それぞれ何か動物に例えて、その理由も教えて下さい。
もあい(ドラム&コーラス) ドラム担当のもあいです。いやまの良いところはDizzy Sunfsitの中で1番の気配りマスターで、悪いところっていうより、良くも悪くもなところは、すぐ全力でガチ遠慮するところです。動物に例えると、いやまは、よく寝るのでコアラです。ちなみにコアラは1日22時間寝るそうです。
いやま(ベース&ボーカル) ベースとコーラスのイヤマです。あやぺたは出っ歯なのでネズミとかリスとかそんな感じの動物です。良いところはぶっとんでるところ。そして、ものをすぐ失くすところがダメかな(笑)。
あやぺた(ボーカル&ギター) 歌とギターのあやぺたです。もあいはDizzyの中で音楽レベルが1番高くて、うちよりもギターがうまいです。男だけど、うちらのせいなのか女っぽいところもあります(笑)。動物にたとえると人になつきやすい猫って感じです。
––––結成のいきさつと現在の経緯を教えて下さい。
あやぺた うちといやまが中学と高校の同級生で、高校2年のときに同じクラスになって、あと前のドラムも同じクラスでバンドを組みました。そして前のドラムが脱退して、広島に住んでいたもあいが専門学校で大阪にくると聞いて誘って、今この体制でバンドやってます!
––––どうして、この編成やスタイルを?
あやぺた ただ単に3ピースがかっこいい、バンドできる最小人数がかっこいいと思ったからです。
––––今はメロディックを基調に、勢いや女性ボーカルやハーモニーが立っている印象がありますが、憧れていたバンドや目指していた音楽性はありますか?
あやぺた Hi-STANDARDです!
––––この編成ならではの他にはないであろうと自身で思うところを教えて下さい。
あやぺた 気合いです!
––––フロント2人が女性で、且つ3ピースバンドは珍しいと思うのですが、理想としている音楽はありますか?
あやぺた 理想としている音楽より人間とか活動とかで理想としているバンドはいます。
––––各楽曲、比較的分かりやすいテーマや歌の印象を受けました。Dizzy Sunfistのバンドとしてのモットーがあったら教えて下さい。
あやぺた 楽しい曲をつくって自分が1番楽しくライブすることです!
––––バンド名は、どこから?
あやぺた 気に入った言葉を組み合わせただけです!