——最近、関西は面白いバンドが続々登場していますが、京都のシーンはどんな感じなんでしょうか。
10-9 僕らの周りで言うと以前よりバンドは減ったと思います。でも、近いジャンルで言えば、10-FEETであったりとか、ロットングラフィティという先輩が前線で継続してやられてるんで、そこには栄子湯を受けるというか。
——<京都大作戦>はさまざまなバンドが出演しますし。
10-9 あのイベントは京都でやっているので絶対出演したかったですし、初めて出た時はすごく嬉しかったです。自分たちもライブハウスで規模は小さいですけど企画をする上で大変なことは分かっているので、10-FEETが何万人規模で、しかもバンドの数も多いですし、それをやっているっていう事実はシンプルにすごいなと思いますね。
——ところで皆さん、バンドとしての目標や夢はありますか?
ike(イケ) その、2〜3年前はメロディックとは違うことをやろうとして、すごくビジョンを描いたことでちょっとしんどい時もあったんです。でもそういう時期も経たからこそ、今は目標どうこうより、バンドや音楽を楽しむために自分が努力する、そういうふうにモチベーションを持っていっていますね。
R(アール) 何周もまわってやりたい音楽にたどり着きつつあるというか。もしかしたら、次かその次の作品でその理想には一旦形にできそうなんですよね。なので、遠くの目標というよりは、自分自身のオリジナリティに納得できるようになりたいですね。
——出演したいイベントなどはありますか?
R 別にそこを目指してるわけじゃないんですけど、<フジロック>には出たいですね。そこに出られたら、自分の中で達成感を感じるとともに、通過点としてさらに先に行けると思うので。
LABRET【Daydreaming】MV