【U18部門】グランプリ 久原一仁
——「BOYS LIVERグランプリ！シーズン2」のランキング1位、おめでとうございます！ 決まったときの感想を教えてもらえますか？
僕はLINE LIVEをはじめてまだ1ヵ月ちょっとしか経っていなかったので、１位になれたときは本当に嬉しかったです。もともと友達が（5月に開催された）「BOYS LIVERグランプリ！シーズン1」に出ていて、そのときは僕は応援する側だったんですよ。なので今回優勝することができたのは、とても嬉しかったです！
——久原さんがLINE LIVEをはじめたきっかけというと？
僕は俳優を目指しているんですけど、今は地元の福岡で学校に通っていて、そこでできることってあまりないんですよ。事務所のオーディションを受けに行ったりするぐらいなので。だから、今のうちに出来ることはないかな、と思ってLINE LIVEをはじめました。
——LINE LIVEなら、どこに住んでいても全国各地の人に知ってもらえますよね。
そうですね。でも、配信自体はボタンを押すだけはじめられるのですごく簡単ですけど、1時間LIVEで喋るのは最初は大変でした。ずっと会話を続けるのってすごく難しくて、最初は学校の授業中から「今日はどんな話をしようかな？」と考えたりして。授業中ずーっと、そればかり考えていました（笑）。
——憧れの俳優さんはどんな人なんですか？
俳優さんだとムロツヨシさんです。ムロさんは面白くて、演技も上手くてすごいですよね。僕もああいう俳優さんになれたらいいな、と思っているんです。
——配信をしていて、楽しい瞬間や苦労した瞬間があれば教えてもらえますか？
まずは、色んな人がコメントをしてくれると嬉しいですね。最初はコメントしてくれる人が全然いなくて、「今日LINE LIVEするよ！」と学校中に広めたりもしていました（笑）。LINE LIVEは会話を通してひとりひとりと仲良くなれるのが楽しいです。僕は喋って仲良くなるのが本当に好きなので、コメントも全部読むようにしています。逆に難しいのは、観てくれる人の数を増やすこと。みんな「オススメ」ぐらいからしか飛んできてくれないので、その上位に載るのが難しいな、と思うので。
——「BOYS LIVERグランプリ！シーズン２」の期間中に頑張ったことはありますか？ 久原さんは最終日も、普段の配信の雰囲気を大切にしていましたね。
見てくれている人に「１位にして！」とお願いすることもできたと思うんですけど、最終日もいつも通り配信しました。自分のこれまでを振り返ってみると、そうやってお願いしたときって、だいたい叶わないんですよ（笑）。テストでもそうなんですけど、ものすごく勉強した教科で「これは90点以上いったかな」と思っていたら「86点」だったりすることが本当に多くて、期待しすぎるとダメになっちゃうんです（笑）。それもあって、優勝できたらできたで嬉しいけど、できなくてもはじめたばかりだからしょうがない、と思って配信していました。もちろん、めちゃくちゃ優勝したかったですけど！
——（笑）。1位になって、周りの人たちの反応はどうでしたか？
1位を取ったときは周りのみんなにも「すごいやん！」と言ってもらいました。LINE LIVEは色んな人が観てくれて、フォローされたり視聴者数が増えたりするとすごく嬉しくて。自分を知ってくれる人が広がっていくのはすごく嬉しいです。LINE LIVEをはじめてからは、普段の充実感もだいぶ変わった気がします。俳優になりたいという気持ちがあって、でも自分は福岡に住んでいて、そのためにできることは少なくて……。LINE LIVEをはじめるまでは、学校から帰ってからずっと寝ていたんです（笑）。でも今は、学校が終わったら配信があって、すごく充実感があります。それまでは本当にぼけーっとしていたんですよ。でも今は、オーディションを受けるために特技を増やしてみようとか、色んなことを考えるようになりました。TwitterやInstagramのフォロワーさんも増えて、LINE LIVEで知り合った友達もいて、LINE LIVEは一番使っている身近なアプリになりました。配信をしたらその先に視聴者の人たちがいるのが、すごく楽しいです。
——これからやってみたい配信や、やってみたいことを教えてください！
たとえば……ゲーム実況のような「実況系」もしてみたいです。マインクラフトで巨大な建物をつくって実況をするとか（笑）。あとは、僕は高校を卒業したら、劇団に入って演技の勉強をして、俳優を目指したいので、もっと演技の練習をしたり、トーク力を鍛えたり、特技をたくさん見つけたり、見た目にも気をつかって、目標に向かって頑張っていきたいです。ムロツヨシさんも出演していますけど、僕は福田雄一監督の作品が好きなので、いつか福田監督の作品に出られるような俳優さんになれるように、頑張っていきたいと思っています。
text by 杉山仁
