CINRA.NETが運営するカルチャースペース・MADOが渋谷ヒカリエに誕生｜オープニングレセプション＜ことばのNEWTOWN＞開催

7月14日（日）に渋谷ヒカリエ8Fにカルチャースペース「MADO」がオープンする。

“のぞいてみる、カルチャーのある景色”をタグラインに、カルチャーWEBメディア・CINRA.NETが中心となって運営されるカルチャースペース「MADO」。インターネットとリアルを繋ぎ、無限に広がるカルチャーを独自の視点で紹介しながら、新しいカルチャーの景色を作り出していくという目的のもとに誕生した。

平時は雑貨、ファッションアイテム、ZINE、書籍、レコードなどのカルチャーアイテムを販売するショップと、飲食可能なラウンジスペースとして営業。特別企画として、トークイベントや展示、ワークショップ、講座、上映会、マーケット、ミニライブなどを定期開催しながら、現在進行形のカルチャーストーリーが展開される。

なお、7月14日（日）、15日（月・祝）には、オープニングを記念して渋谷ヒカリエ・8／COURTにて、多彩な「ことば」の表現にまつわるイベント＜ことばのNEWTOWN＞が開催される。

＜ことばのNEWTOWN＞

2日間に渡り実施するのは詩や俳句、短歌のワークショップやポエトリーリーディングのオープンマイク、活動弁士による無声映画の上映会、ミュージシャンによる弾き語りや朗読など。いつの時代も変わることのない身近にあった「ことば」について、時代の新旧や形式の障壁を取り払った、表現のきっかけ作りが＜ことばのNEWTOWN＞にて展観される。

また、7月14日（日）13時から＜POECITY〜都市、コトバ、あなた〜＞というプログラムが2日間に渡り開催される。詩やオープンマイクのワークショップや、日本最大級の詩の野外フェス＜ウエノ・ポエトリカン・ジャム6＞の初公開となる過去のダイジェスト上映会、ライブなどを交えて、ポエトリーリーディングの魅力を余すこと無く来場者に届けられる。

そして同日の15時から、＜キクシネマ＞と題された無声映画の上映会が催される。Gucchi’s Free School「グッチーズ・クラシック部」が配給協力しており、日本でソフト化されていないF・W・ムルナウの『都会の女』を観るのみならず、ナレーション文化の元祖とも呼ばれる、“活動弁士”の言葉を聞きながら無声映画を楽しめる内容となっている。

夏目知幸（シャムキャッツ）、マヒトゥ・ザ・ピーポーが登場するプログラムも

同日の17時30分からは、夏目知幸（シャムキャッツ）、マヒトゥ・ザ・ピーポー（GEZAN）、有馬和樹（おとぎ話）、寺尾紗穂などのミュージシャンを招きトークやライブが実施される＜ことばと歌にまつわるエトセトラ＞が2日連続ゲストが日替わりで開催される。歌とことばの関係に思いを馳せれば、音楽の聴き方もきっと変わるはずだ。

翌日15日（月・祝）15時からは＜ことばであそぼう ~言葉のプロに言葉のあそびかたを学ぶ~＞という「言葉」を生業にしている、いわば「言葉」のプロである、現代歌人の木下龍也、お笑い芸人で放送作家の佐藤満春をゲストに招き、思考を深めていくトークイベントを開催。イベント内では現代歌人・木下龍也による付句のワークショップも実施予定となっている。

渋谷に誕生したCINRAが展開する新たなカルチャースペース「MADO」のオープンを記念した、二日間に渡り様々なプログラムが楽しめる＜ことばのNEWTOWN＞に是非足を運んでみては。