Session #5 “PLAY! DIVERSITY SHIBUYA”
登壇者
アソビシステム 中川悠介さん
渋谷区観光協会 金山淳吾さん
NEC 岩本義樹さん

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5つめのセッションはQeticの宍戸代表が総監修を務めます。<しんびじ>の登壇者から運営に関わるようになり、大企業とベンチャーが仕事できるのか? と当初は思ったものの、現在では様々な企業の施策を実現しているだけあって、Qetic読者には一番身近に感じられるB to Cの話になっていました。

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宍戸麻美

スピーカーはきゃりーぱみゅぱみゅや三戸なつめらを輩出したアソビシステムの中川さんと、前職は音楽マネージメント事務所勤務だったという渋谷区観光協会の金山さん。あまりにも若くて「名刺偽造なんじゃ? って驚かれます」と笑いを取ります。

3人がやろうとしているプロジェクトはセッション名の「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」。原宿発信のカワイイ・カルチャーを世界に広げた中川さん、「今度は海外から渋谷に来て欲しい」。金山さんは「渋谷区って原宿も広尾も南新宿も含まれる。街の魅力は広範囲」であることを示します。

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中川悠介さん

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金山淳吾さん

確かに意外と渋谷区って広いし、歴史のある場所も多いですね。

そこで複数のテーマで「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」構想を紐解いていきます。まず「観光資源」としての渋谷。「カラオケもショッピングも散歩もなんでもPLAYって言える、遊びが生まれるのが渋谷」と金山さん。それをアクションに移してもらうために必要なのがお次のテーマ「インフォメーション」ですが、金山さんは「検索外にあるものを届けたい。例えば『お腹すいたからグルメ系アプリをみる』から、『見たからお腹がすいてきちゃった』にしていきたい」と、情報の密度が濃い渋谷ならではの発想を展開。そこにNECの岩本さんが「ポケットにガイドさんが入っていたらいいなという発想で、ビーコンがガイドになれば」と、さらにワクワクする提案をしてくれました。

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渋谷を「ローカル」「カルチャー」の視点から再定義した上で最後は「未来」をテーマにセッションは白熱。中川さんはオリンピック以降の2021年に残るコンテンツを視野に今年も大きなイベントを開催予定だとか。そこに、しんびじ主謀者の沼田さんが登場!!「クラブ怖い、ライブハウスも人が多いから嫌」と、いつの時代認識なんですか? とツッコミを入れたくなるような、でも馴染みのない人にはもっともなイメージを激白(!?)。登壇者の3人との絡みや、<しんびじ>を通して宍戸代表とクラブに遊びに行ったことでそんな先入観も払拭されたという場外乱闘トークもリアルでした。

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岩本義樹さん

中川さんは「エンタメ業界の社長は怖い人みたいなイメージかもしれませんが、僕のところはオウンドメディアだと思っているし、直接話もできます」と発言。締めは「<しんびじ>で音楽やカルチャーを生み出していければ」という宍戸代表の力強いメッセージ。その後、アソビシステムの会報誌も配布され、中川さん、金山さんと名刺交換や歓談する人はひきもきらない盛況ぶりでした。

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