クールビューティーに癒される。洋楽美女アーティスト三本勝負！ | ページ 2 / 2

一推し美女リスト②リン・ウィーバー

大器の予感！ワイルド＆グラマラスなリン・ウィーバーに大注目

2015年、テイラー・スウィフトを中心にとどまることを知らないガールズ旋風に新たな風を吹き込むのがアメリカの西海岸、サン・ディエゴで生まれ育ったリン・ウィーバー。テイラーより更に若い弱冠22歳のカリフォルニア・ガールだ。リンは、テイラーのキュートさやデラドーリアンの神秘性とはひと味ちがう西海岸らしいワイルドかつグラマラスな美女だ。一時期女優を目指していたこともあるせいかデビューしたばかりとは思えない肝の座ったパフォーマンスも魅力的で、アリアナ・グランデやテイラー・スウィフトとはまた違った魅力で女子の支持を得そう。

この数年で一気に垢抜けたテイラーと比べ、リンは初めから超スタイリッシュなそのファッションも注目だ。ライヴではヴァレンチノのジャンプ・スーツを好んで着用。ビデオ・クリップではコム・デ・ギャルソンやシャネル（シングル“Octahate”の新ヴァーションのMVで着用）のヴィクトリア朝のテイストやエキゾチックなドレスをしっかり着こなし、すでにオリジナルな世界観を築いている。

さて、肝心の音楽のほうはと言えば、元は1年ほど前からストリーミング・サービスの＜ハイプ・マシーン＞を中心に人気に火が付いたのが始まり。人気のきっかけとなった表題曲を含む『Promises EP』を挟んで今年デビュー作『The Fool』をリリースしたばかりだ。アルバムではマルーン5やケイティ・ペリー、ジェシー・ウエアのヒット曲でも知られるベニー・ブランコをプロデューサーに迎えたパワフルなポップ・アルバムだ。

まずは“Promises”、“the Fool”、“Octahate”あたりから聴いてみるとその魅力が分かりやすいはず。最後に今年惜しまれつつも放送終了した米の人気トーク番組＜デビット・レターマン・ショウ＞でリン・ウィーバーがTV初出演した際の動画をご紹介。ブラマラスなボディを包むのはヴァレンチノの衣装。スケベ爺さんレターマンが鼻の下伸ばしながらデレデレしている演奏終了後の様子にも注目です（笑）！

美女っぷりを堪能できる動画 “OctaHate”（David Letterman）

text by Keigo SADAKANE

一推し美女リスト③リアン・ラ・ハヴァス

知的で艶やかでエキゾチック、プリンスにも愛されるUKの才媛

Qeticのトップページを開いてみたら、「コウキシン女子の初体験」なる記事が表示されて、そのエッチな字面だけで鼻血が出てきました。古今東西、“好奇心”がある人は誰でも素敵なはず！　普通では満足できないQetic読者なら、可愛いだけでは満たされない「コウキシン男子」の気持ちも理解していただけることでしょう。①クレバーで②アートっぽくて③ミステリアスな女性に目がないのが「コウキシン男子」。我らが麗しのデラドゥーリアンさんは、この主要三部門において言うまでもなくトップ・クオリティ。ルックスの良し悪しだけでは到達できない高みにいるからこそ、こじらせ男子はキュンキュンさせられるのです。

こういった一筋縄でいかない美女たちと、片っ端から接触している大ヴェテランをご存じでしょうか。そう、プリンスです。近年も“アンドロイド・ガール”ことジャネール・モネイや、天才ジャズ・ベーシストにして、“Emily’s D+Evolution”なる演劇的でもある新プロジェクトをスタートさせたエスペランサ・スポルディングなど、“レッツ・ゴー・クレイジー”な女子に囲まれた愛のペガサスとしても有名な殿下。そういえば昨年は、サードアイガールなるガールズ・バンドを率いたアルバムも話題となりました（デラドゥーリアンの新作ジャケも、右側の生物？　がサードアイですね）。

前置きが長くなりましたが、ギリシャとジャマイカの血を継ぐUKのシンガー・ソングライター、リアン・ラ・ハヴァスもプリンスの寵愛を受ける一人。彼の審美眼に狂いはなく、エキゾチックな容姿にまず目を惹きつけられます。ハワード・ローレンス（ディスクロージャー）やジェイミー・リデルも参加した2015年の新作『Blood』は、持ち前のソウルフルな歌心に新機軸となるグルーヴを添えた傑作なわけですが、「美人アーティストをたずねて三千里」な当記事の趣旨からいえば、それよりも↓のサムネイルに注目すべきでしょう。この振り向きざまの眼差しも強烈ですが、一人部屋のなかで踊ってるだけなのに絶妙に艶めかしいヴィデオ本編も、彼女の魅力を引き出しています。ロンドンっ子だけあり、オシャレな雰囲気も◎。