3．ディアンジェロの後継者たる本格派シンガー、ライブでのパフォーマーとしての魅力

BJ The Chicago Kid – “Turning Me Up” (HNHH Studios Session)

そして勿論、BJ・ザ・シカゴ・キッドはライブ・パフォーマンスも素晴らしい。幼い頃より聖歌隊、ゴスペルで培った才能と、10年以上の下積みを経て、客演やコーラス参加で鍛えられた地力あってのUSトラップから果てはマーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーに連なるオーセンティックなソウルも見事に聴かせることのできる柔軟性。ゴスペル、60～70年代のソウルミュージック、ネオソウル、そして今日まで続くR＆Bとヒップホップ……この全てを縦断できる本格派シンガーは今まででも、ちょっと記憶にない。近いアーティストを唯一挙げるとするなら、この記事の中でも再三引き合いに出しているが、90年代ネオソウルと呼ばれていた頃のディアンジェロがそのままの音楽をやっていたならと思うような、クールな質感ながら甘い、歌い上げるタイプの情感の豊かさがBJにはある。ディアンジェロもまた原点に立ち返ろうとしているのかもしれないが、ギターにスイッチしたことにより、今やジェイムズ・ブラウン直系のファンク、ロック色を強めている最近の彼のライブに面食らった往年のリスナーには是非ともBJ・ザ・シカゴ・キッドをお勧めしたい。BJはかつてのディアンジェロであり、マーヴィン・ゲイであり、R.ケリーだ。しかしその三人の誰とも違うのは、彼の歌詞からは、女性を優しく肯定するような、ささやかで等身大の愛情深さに溢れている。家族と共に聖歌隊で歌を学んだ彼らしい、信仰深い人柄がその歌声にも表れているのではないだろうか。

大阪公演は6月11日（土）、東京公演は13日（月）、リリース後のまさにジャストなタイミングで行うこの来日公演、是非ともお見逃しないように。

▼ＢＪ・ザ・シカゴ・キッドがディアンジェロ“アンタイトルド”をカヴァー

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そしてそんなBJ・ザ・シカゴ・キッドのライブにQeticから大阪公演、東京公演それぞれ4組8名様をご招待！　“ディアンジェロの再来”として高い注目度を誇るBJ・ザ・シカゴ・キッドの貴重な来日公演、ぜひご応募ください！！

Present Information

（A）BJ・ザ・シカゴ・キッド ビルボードライブ大阪　4組8名様

2016.06.11（土）1stステージ
OPEN 15:30／START 16:30
ビルボードライブ大阪（大阪府大阪市北区梅田2−2−22）　

（B）BJ・ザ・シカゴ・キッド ビルボードライブ東京　4組8名様

2016.06.13（月）1stステージ
OPEN 17:30／START 19:00
ビルボードライブ東京（東京都港区赤坂9丁目7−4 東京ミッドタウンガーデンテラス4F）　

メールでの応募方法
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6/11（土）BJ・ザ・シカゴ・キッド ビルボードライブ（大阪）に応募する

6/13（月）BJ・ザ・シカゴ・キッド ビルボードライブ（東京）に応募する

※当選者にはDMにてご連絡させて頂き、上記必要事項の確認をさせて頂きます。
※フォローされていない方の応募は無効とさせて頂きます。

応募期間
2016年5月24日（火）～2016年5月30日（月）24:00まで

詳細はこちら

RELEASE INFORMATION

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BJ・ザ・シカゴ・キッド来日記念特設サイト ビルボードライブ　オフィシャルサイト

text by Yu Nakazato