その圧倒的なまでにオリジナルなサウンドでゼロ年代を代表するアーティストとして君臨するブリアル(Burial)が、実に15年ぶりとなる長編作品『Antidawn』のリリースを発表した。

Burialの長編作品『Antidawn』が〈Hyperdub〉から発売決定!

2006年の傑作デビューアルバム『Burial』、そして「今世紀の最重要エレクトロニック・ミュージック作品」として最大級の賞賛を獲得した2007年の2ndアルバム『Untrue』というふたつの金字塔を打ち立て、未だにその正体や素性が不明ながらも、多くの音楽ファンを魅了し、また多くのアーティストに影響を与えてきたブリアル。『Untrue』以降は、主に12”作品が多く、自身のオリジナル作品に加え、トム・ヨーク(Thom Yorke)、フォー・テット(Four Tet)とのスプリット作品やマッシヴ・アタック(Massive Attack)とのコラボレーションを発表していた。今回発売が発表された『Antidawn』は、長編作品として『Untrue』以降初となる。当然ながらその全貌は一切明かされておらず、レーベルの〈Hyperdub〉から発信されたのは以下の文言のみ。

『Antidawn』はブリアルの音楽を気化させる。

この作品は、混乱したつぎはぎのようなソングライティングと、不気味なオープンワールドゲームの環境音との間に存在する領域を追求する。

そこにある中間地帯では、歌詞が歌よりも優先され、孤独なフレーズが霞を彩り、荒々しく断片的な構造が時間の歩みをスローダウンさせる。

『Antidawn』は、冬の都市のストーリーのようで、何かが聴くものを夜の世界へと誘う。その結果、心地良さと不穏さが同居し、冷気の中に静かで不気味な光を生み出す。ひとたび「悪い領域」に達すれば、呼吸すら奪われてしまう。そして、時が止まる。

ブリアル15年ぶりの最新作『Antidawn』は、2022年1月6日(木)にデジタル/ストリーミング配信。1月28日(金)にCDとLPでリリースされる。国内盤CDには解説書が封入され、初回生産盤のみオリジナル・ステッカー付となる。全世界待望のブリアルの最新作に乞うご期待!

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Burial

RELEASE INFORMATION

Antidawn

Burialが15年ぶりの長編作品『Antidawn』のリリースを発表!〈Hyperdub〉から1月発売決定 music211214_burial_1

2022年1月28日(金)

国内盤CD(BRC693):¥2,200(+tax)

国内盤特典:オリジナルステッカー&解説書封入

Burial

label:BEAT RECORDS / HYPERDUB

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