rice water Grooveのラッパーchancylemonによる1stソロアルバム『withpulp』がリリース｜〈Doggy G Central Records〉による13作品連続リリース企画第12弾

IKE & rice water Groove Production主宰レーベル〈Doggy G Central Records〉の総勢7アーティストによる13作品連続リリース企画「Doggy’s Unity」の第12弾として、rice water GrooveのMC、chancylemon初のソロアルバムとなる『withpulp』が6月21日（水）にリリースされた。

chancylemon、待望のソロアルバム！

chancylemonはこれまでに、プロデューサー：カミノ・ザ・ファンクとタッグを組んだデジタルシングルを3作リリースしており、ファーストシングル『Blue Garden in Summer』は10以上のSpotify公式プレイリストに選出されるなどヒップホップリスナーだけでなく多くの音楽ファンを魅了。都内でのライブパフォーマンスはもちろん、今年に入り大阪や広島でのイベントに出演するなど、活動の幅を広げている。

主に口語的言い回しによって展開するラップスタイルで構成された本作『withpulp』では、あらゆる対人関係や日々の生活を通して自己と向き合う姿を、時にポップに、時にシリアスに描いている。ジャンルやスタイルの枠に囚われることなく、しかし不思議と辻褄の合った楽曲たちは、4名のビートメイカーそれぞれの持ち味が彼女の声に宿るグルーヴと調和し、アルバム作品としての奥行きを見事に演出。chancylemonの豊かな感受性と表現力を最大限に引き出した本作は、「果肉入り」と訳されるアルバムタイトルの通り、果肉入りジュースのようにchancylemonの旨味を丸ごと味わえる30分間に仕上がっている。

レーベルメイトでもあり、本アルバムの半分以上のプロデュースを担当、先日SKRYU・テークエムとの連名シングル“TOKYO ZOO”のリリースも記憶に新しいIKEからのコメントも届いている。

今回のアルバムにプロデューサーとして参加したIKEです。
chancylemonの1st Album『withpulp』がリリースとなりました。
1曲目からラストの10曲目まで、一貫してレモンの「今やりたい事」を詰め込んだ、バラエティに富んだ作品になってるっぽいです。
日頃から多種多様なサウンドを吸収して、広いビートの質性の中でも軸をブラさずにラップする今作は、chancylemonの強みが感じられる作品になってるんじゃないかと思います。
彼女の思い描くヒップホップの中に、自身のポップネスを反映させて昇華した、ある意味「イマジナリーヒップホップ」的な要素も含めてお楽しみください。
2018年の活動開始から時を経て、ラストに「my brother」を配置した意味も、それぞれポジに解釈してもらえると嬉しいです。peace

IKE

自身のポップネスと哲学、そしてヒップホップ・ラップへの愛着が1枚に凝縮された、人間味と音楽愛に溢れた作品。聴けば聴くほどに彼女の魅力に吸い込まれていくその感覚を、ぜひとも体験してほしい。

合同リリースパーティが開催、テークエム（梅田サイファー）、PISTATIO DJ’sが出演

彼らが所属する〈Doggy G Central Records〉 は7月2日（日）に代官山UNITでの合同リリースパーティ＜Doggy’s Unity Release Party＞の主催が決定しており、先日ゲストアクトとしてテークエム（梅田サイファー）、そしてPISTATIO DJ’sの出演が発表された。本作品が気になったリスナーにとっては要チェックイベントであることは間違い無いだろう。

IKE&rice water Groove Production – B.C.Pacific feat. Baramon K @ Creema YAMABIKO FES 2022