DIRTY JOINTが1stアルバム『KEEP ON MOVIN’』をリリース｜仙人掌、BLAHRMY、FORTUNE D、SUNADEMUS、ILLSUGIらが参加

NASTY KとPE2による2MCを中心に活動するヒップホップ・グループDIRTY JOINTが、〈DLiP RECORDS〉より1stアルバム『KEEP ON MOVIN’』を6月15日（水）にリリースする。2020年に発表された1st EP『DOPE CHIGASAKI』は、スケート、サーフィン、ヒップホップ、レゲエなど様々なジャンルがクロスオーバーする街をそのまま体現し、他には類を見ないドープな音で、全国各地の耳の早いリスナーから注目を集めたグループがついにアルバムを発表。LP（海外プレス、E式ジャケ付、33回転、生産数限定盤）を発売する。

DIRTY JOINT『KEEP ON MOVIN’』

1st EPの発売以降、彼らのみならず、すべての音楽家たちに猛威を振るったCOVID-19の影響。しかし、その中で彼らの見出した答えは、どんな状況であっても常に動き続けることだった。地元の街を謳い上げた1st EPを手に、全国各地で数多くのLiveや客演を続け、その集大成として生み出された本作『KEEP ON MOVIN’』。それは、COVID-19の中でもタフに生き抜いた彼らのアティチュードである。

『DOPE CHIGASAKI』で提示した現行のUSハードコア・ヒップホップにも通じるサウンドは更に進化を遂げ、ドープな音という芯は1本通しつつも、ソウルフルなネタ使いなどバラエティーに富んだ仕上がりに。KECHA、MES THE FUNK、SKELETONZ、ISSLUGI、DON-8らがプロデュースしたトラックの上で、NASTY Kの日本人離れしたリズムキープとフリーキーなフローと、切れ味鋭いライムに安定したメロディで魅せるPE2のラップは、国内現行ヒップホップシーンにおいて唯一無二の輝きを放つ。そんな彼らのアティチュードに呼応し、〈DLiP RECORDS〉からはBLAHRMY、MONJUからは仙人掌、Reggae SideからはFORTUNE DやSUNADEMUSという多彩なメンツが脇を固める。

DIRTY JOINT – KEEP ON MOVIN’（prod by KECHA）

〈DLiP RECORDS〉主催＜BLAQLIST＞14周年パーティーも

茅ヶ崎という街に生まれ、自然と様々なカルチャーを独自に昇華させてきた2人のラップは、アルバム全体を通して様々なエッセンスが散りばめられ、〈DLiP RECORDS〉らしいブレないヒップホップでありながら、現行にも通づる「イマっぽさ」も漂わせている個性的で新しい作品へと仕上がっている。まさに本作は「KEEP ON MOVIN’」し続ける、ブーンバップの未来を見せているかのようだ。

6月11日（土）には渋谷clubasiaにて、本作のリリース・パーティーを兼ねて〈DLiP RECORDS〉が主催する看板イベント＜BLAQLIST＞の14周年パーティーが行われる。DIRTY JOINTは勿論、DINARY DELTA FORCE、BLAHRMY、FORTUNE Dをはじめ、GRADIS NICE、SCRATCH NICE、MUD、MuKuRo、Koh & JASS from Tha Jointzら錚々たる面子が出演。DIRTY JOINTのLP『KEEP ON MOVIN’』は会場で先行発売される予定だ。