25人に訊く＜FUJI ROCK FESTIVAL 2019＞にいく理由｜#08 Si_Aerts（ビデオグラファー／時々DJ）

開催まで残り一ヶ月を切った＜FUJI ROCK FESTIVAL 2019＞（以下、フジロック）。今年初めて行く方も、23回目の参加の方も、それぞれ楽しみにしてることは違うはず。ましてや、行く理由も様々なはずです。

初心者の方から玄人まで、今年＜フジロック＞に参加する方々はどんな理由を持って苗場に向かうのでしょうか？　今回答えていただいたのは、Si_Aerts（ビデオグラファー／時々DJ）さん！

今年、フジロックへ行く理由

ジャンル問わずワールドワイドに活躍しているホットなアーティストの演奏を大自然の中間近で聴けるということももちろんあるのですが、やっぱりお客さん含めてそこに集まっている“人”が最高ですよね。音楽やフェスティバルを一つの“カルチャー”として受け入れている人が多い様に感じます。

今年のラインナップについて

日本で海外の音楽があまり広くはシェアさせていない現状がある中、JANELLE MONAE、VINCE STAPLESなど今のメインストリームど真ん中のアーティストを、それも新作を引っ提げた今しかないタイミングでブッキングしている辺りはさすがだと思いました。KOHHやHYUKOHなど日本含めアジアのミュージシャンもワールドワイドに活躍しているミュージシャンが多い印象です。

観たいアーティスト

JANELLE MONAEです。彼女が昨年（2018年）発表した『Dirty Computer』はポップミュージック史に残る大傑作だと思っているくらい感銘を受けましたし好きなので、このタイミングでそれもフジロックという最高の舞台で観られるなんてこれ以上のことはありません。

一番好きな曲はその『Dirty Computer』にも入っている、カナダのアーティストGrimesをフィーチャーした“Pynk（feat.Grimes）”です。リリックやPVを見ると内容が分かりますが、この刺激的でセンシティブな内容の楽曲を最高にオルタナティブでポップなブラックミュージックにしてしまうところが彼女の真骨頂ですね。

みんなで大声で叫びましょう。”We got the Pynk”

Janelle Monáe – PYNK（Official Music Video）