開催までの残り2ヶ月となったタイミングで第8弾となるアーティストとステージごとのラインナップが発表され、開催が待ち遠しく感じる<FUJI ROCK FESTIVAL’18(以下、フジロック)>。

FUJI ROCK FESTIVAL ’18 – LINEUP BY STAGE !

昨年は、<SONIC MANIA(ソニマニ)2001>以来となる来日公演を果たしたゴリラズ(Gorillaz) 、1997年以来の<フジロック>出演となるチャード・D・ジェームスのソロプロジェクトAPHEX TWIN(エイフェックス・ツイン)、<フジロック>へは何度も出演しておりグラミー賞やアカデミー賞にもノミネート経験のあるアイスランドの革新的アーティストビョーク(Björk)らがヘッドライナーを務めました。当日は、雨というあいにくな天気にも関わらず会場は大いに盛り上がりを見せていて、天気の影響を感じさせませんでしたね。

FUJI ROCK FESTIVAL’17 Aftermovie

さて、そんな<フジロック>の魅力の一つといえば、広大な自然に囲まれた場所で伸び伸びと音楽を楽しめること! アーティストとの距離感も近く、思いもよらない音楽にふと出会うこともできちゃうんです。

今回、2ヶ月後の開催が迫っている<フジロック>に向けて、昨年、初めて<フジロック>に訪れた学生、編集部、アーティストに思い出を振り返っていただき、その魅力をお伺いしました! 興味はあるけど行こうか迷っている方や、<フジロック>がどんなフェスなのか知りたいという人はぜひ参考にしてみてくださいね。

フジロック初体験談!踊Foot Worksや学生、編集部が感じたフジロックの魅力 fujirocktaikendan_02-1200x830

初<フジロック>はどうだった?

Wasabi・学生

とにかく朝からお酒と音楽にどっぷり浸ることができるんだなと(笑)。意外とアーティストとの距離が近いなと感じましたよ! 歌詞を一部「Fuji Rock!!」にして歌ってくれたり、ステージから降りてきてくれてハイタッチしてくれたり!! ゴリラズを見ていたわたしはあのデーモンアルバーンとハイタッチできました! 一生の思い出です。

アーティスト名だけ耳にしたことがあって、気にはなってるけど……とか初めて知るアーティストをどんどん見ることができるのが魅力だなと思いました! 海外のアーティストが一気に日本に来る一大チャンスの大イベントなので本当に行ってよかったです!!

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Fuji Rock Festival’17 : DAY 1!

akechi・Qetic編集部

連日の雨で何もかもぐちゃぐちゃでしたが……前夜祭から含めて4日間、夜通し踊って音楽とお酒にどっぷり浸かった最高なフェス!! 2日目のモンドグロッソからの大好きな満島ひかりちゃんとのステージが最高でした(ヒ・カ・リ)! どんな天候でもどんな時間でも<フジロック>ならではの空気感とワクワクがそこにあって、ホテルで寝ているなんて勿体無いくらい! ホテルを取らなくても誰かのテントに泊まれちゃうとか……そこらへんの人と飲み明かしたりとか……世界一平和で安全なピースフルなフェスでした(笑)!

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Fuji Rock Festival’17 : DAY 2!

tanaka・Qetic編集部

大きい荷物を入れるリュックがないとか、服装どうしようとか、そういった悩みなんて一瞬で吹き飛ぶほど、とっっっても楽しいフェスでした! 大好きなボノボやアウスゲイルやメジャーレイザーが観られて、朝から夜中までお酒を飲んでウルトラハッピー! 「ずっと観たかった」「昔聴いてた」「聴いたことない」全ての音楽を堪能できるのはフジロックならではですね。雨やステージ間の移動なんて全く苦じゃないので、迷いを捨てて苗場へGO!

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Fuji Rock Festival’17 : DAY 3!

ワン・モア・ジョゼ(C’mon C’mon)・アーテイスト

1週間ほど前に急に行こうと思い立った初<フジロック>。普段アウトドアを全くやらない私、<フジロック>って大自然の中いたるところから色んな音楽が流れ、最高の空間!だけど山……過酷……しんどい!!ってイメージだった。でも!軽装でも運良くなんとかなった、持つべきものは案内をしてくれる経験豊富なフジロッカー!ただし上着がネルシャツだけでは朝方寒かった……今年は装備を強化して行きます。(もうマウンテンパーカー買った!)シティーボーイ&ガールたちも憧れのフジロックで最高の非日常空間楽しもう!

フジロック初体験談!踊Foot Worksや学生、編集部が感じたフジロックの魅力 S__293117972-1200x1601

ROOKIE A GO-GOに出演!
踊Foot Worksの初<フジロック>

昨年新人アーティストの登竜門でもある<ROOKIE A GO-GO>へ初出演を果たし、2018年4月には1stフルアルバム『odd foot works』を発売し、注目を集める踊Foot Works(オドフットワークス)。

【MV】夜の学校 Feat. もののあわい – 踊Foot Works

<ROOKIE A GO-GO>では、堂々たるパフォーマンスを見せ、観客を釘付けに。結成して半年のパフォーマンスとは思えないほど、今後を期待してしまうものでした。

今回は2017年3月に『ODD FOOT WORKS』フリーダウンロードに端を発し、未だに勢いを見せ続ける踊Foot Worksにも昨年の<フジロック>の体験談をいただきました。

フジロック初体験談!踊Foot Worksや学生、編集部が感じたフジロックの魅力 60360011-1200x796

Pecori(Rap)

僕はロングスリーパー。そしてめちゃくちゃ夜行性。だから朝寝て、夕方起きるということが多々あるが、去年の7月28日は朝5時に起きたんです。<フジロック>の出演日ですからね!!!!!

踊はまだ結成半年弱で、東京のライブしか出てなかったから軽い遠征ライブって時点でまずフワッフワしてたし、<フジロック>のステージで丁度10回目のライブっていう数字的スピリチュアルが亡霊のようにメンバーに取り憑いてた。

会場に着いたら豪雨に見舞われ、ずぶ濡れのメンバーの写真をメルカリに1万2千円で出品した。すぐに消した。初日は早々に宿で仮眠をとってからライブに望んだんだけど、枕が江戸時代なの? みたいにカチカチでよく寝れなかったんだ。でもド深夜のライブは夜行性クンにとっては良いバイブスをくれて、(現時点)で最高のパフォーマンスが出来たのかなと思う。

心なしかライブ後に寝た枕は江戸時代じゃなくなってたね。2日目寝ぼけた顔しながら見たPUNPEEのライブ最高でした。ここからはただの夏の思い出なので、このへんで終わります。また来年。

Tondenhey(Guitar)

<フジロック>と言えば日本で最大級の音楽フェスである。そんな日本を代表するフェスに出演出来るとは夢にも思っていなかったため、昨年の<フジロック>を忘れることはできない。

そんな思い入れのある昨年の<フジロック>で、最も印象深く覚えていることは、やはりザ・パレス・オブ・ワンダーで松田翔太さんに偶然お会いしたことである。人がごった返し、音楽が爆音で流れているテントの中で彼を見つけた時、思わず私は手を握り、「応援しています」と一言伝えた。

一般人の自分が行き過ぎた行動をしてしまったことを悔やんでいると、すかさず、低くよく通る声で「ありがとう」と返答してくれた。その声は私の鼓膜からさざ波を起こし、テントから出る頃には荒れる大海原にいるかのような錯覚を起こさせた。

テレビやラジオで彼の声を聴くたび、あの夏、<フジロック>という大海原にいたことを思い出してしまうのだろう。

fanamo’(Chorus)

お兄さんやお姉さんと一緒に走った、運動会! 美味しかった、給食のカレーライス! ドキドキして眠れなかった、林間学校! 僕たち、私たちは、30歳も超えると幼き頃ほど食べ物の美味さに感動したり、興奮して寝れなかったり、特別な事がどうしても少なくなってくる。それでも心と身体はそれを求めてるし、その期待に応えられない日常にうんざりする事もあれば、それが大人なんだなって感じることもある。ただ、初めての<フジロック>は明らかに僕にとって特別だったし、幼き頃の感動に似た感覚を与えてくれた。

ルーキーの演奏中に後ろで踊ってくれてたimaiさん、宿舎の2段ベッドで照れながら恋愛を語る宗藤くん、ずぶ濡れの服を乾かす為のコインランドリーと隣の焼き鳥を焼くのが嫌いな焼き鳥屋さん。

なにがどうってことは無いけど、とにかく特別なジュブナイルを感じさせてくれたし、幼き頃をのそれを思い出させてくれた。出演者にとってもお客さんにとっても、<フジロック>は特別なジュブナイルなんだと思うし、そうであればいいな。

出演者のラインナップ、洒落た飯、苗場の自然と雨で薄まったアルコール、そしてすれ違う参加者のまん丸な目、全てが八方から押し寄せて僕たちを子供に還してくれる。次に僕が苗場に行く時には完全にそれを期待して行くんだろうけど、初めてに勝るものはないだろう。

でも、まぁそれもいいでしょう。

それにしても楽しかったなー、<フジロック>。

SunBalkan(ba)

去年の<フジロック>は僕の初めての<フジロック>だった。自分の中では年パスを持っている人がディズニーランドに行くように客も忙しいレジャーランドのような印象だった。だが自分が思っていた以上に自分の過ごし方を選べる自由を感じた。通勤ラッシュ時の乗り換えのように走る必要はないのに走ってしまうようなことは全くなく、音楽に詳しい必要もないし常に誰かを観なくでも良い。生のトクマルシューゴを聴きながら川に居る子供を眺めてても良い。人がしんみり聴いている中踊り狂っても良い。とにかく自由で自分が演者であることを忘れて素直にあの場を楽しんでしまっていた。大人子供の休み時間のような<フジロック>にまた足を運びたいと思う。

いざ2018年の<フジロック>へ!!

昨年<ROOKIE A GO-GO>に出演した踊Foot Worksから、学生、Qetic編集部の体験談はいかがでしょうか? 体験談を読んで少しでも興味を持った人は、今年の<フジロック>へ足を運んでみることをおすすめします! 今年の夏は<フジロック>で忘れられない思い出を作りましょう!!

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EVENT INFORMATION

FUJI ROCK FESTIVAL’18

2018.07.27(金)、28(土)、29(日)
OPEN 9:00/START 11:00/23:00 終演予定
新潟県 湯沢町 苗場スキー場
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