5月25日の東京公演、26日の大阪公演に向けて、いよいよ<LOW END THEORY>の面々が来日する! <LOW END THEORY>のボスであるダディ・ケヴ、ターンテーブリスト界の魔術師であるD-Styles、メインストリーム・ヒップホップから実験的ビート・ミュージックをシームレスにブレンドするノーバディ、そしてフリースタイルのチャンピオンとして知られるMC ノーキャンドゥらは、日本でプレイしたくてウズウズしている模様。
そんな彼らと来日するゲスト・アーティストは、ノーキャンドゥが主催する〈Hellfyre〉レーベルからデビューするビートメイカーのトーラス・スコット。もともとアリゾナ出身のトーラス・スコットは、子供の頃から独学でドラムとピアノを演奏するようになり、学生時代はエンジニアのトレーニングを受けた。彼はなんと、50 Cent率いる〈G-Unit Records〉所属のプロデューサーとしてキャリアをスタートさせ、そこでGユニット、マイク・ジョーンズ、メイス、モブ・ディープ、コーリー・ガンズ、ニプシー・ハッスルと仕事するようになった。テクノロジーに詳しい彼は、G-Unitを離れてから音楽ソフトウェア会社「Native Instruments」で働くようになる。そんな彼のバックグラウンドを反映するかのように、彼のトラックはメインストリーム・ヒップホップの音圧とインパクトと共に、ダブステップや エレクトロニック・ミュージックの実験精神を融合させている。トーラス・スコットはロサンジェルスとサンフランシスコの<LOW END THEORY>イベントでオーディエンスを興奮の渦に巻きこみ、徐々にロサンジェルスでファンベースを確立している。東京公演が行われる5月25日に、彼はダディ・ケヴと共に代官山UNITのSaloonにて午後20時から21時30分まで、「ラップトップ・パフォーマンス・セミナー」を無料で行うので、是非チェックしていただきたい(予約不要、直接Saloonに来場ください)。
今回の<LOW END THEORY JAPAN[Summer 2013 Edition]>の東京公演では、ダディ・ケヴのヒーローの一人でもあるDJ KRUSHの出演が決定し、早くも話題になっている。前回のブログ記事では、MC ノーキャンドゥがDJ KRUSHのトラックの上にフリースタイルしている映像をお披露目したが、ノーキャンドゥが2012年にジョンウェインとザ・ガスランプ・キラーと来日したときのエキサイティングなツアー映像をYoutubeにアップした。この映像には、日本とLAのビートメイカーたちが新曲を披露するBeat Invitational(ビート・インビテーショナル)の模様も写っているが、今回のツアーでは東京と大阪の両方で行われるので、乞うご期待!
更に、ノーキャンドゥは「大阪は第二の故郷」と言うほどロサンジェルスの次に大阪が大好きなのだが、心斎橋で昨年撮影した “More Credit”のミュージック・ビデオを披露した。
最前線のベース・ミュージック、LAビーツ、エレクトロニック・ミュージックに興味がある人は、2013年の<LOW END THEORY>ジャパン・ツアーは不可欠! この夜にしか体感できない日本とLAのアーティストによるサプライズ・コラボレーションもあり得るので、見逃すな!
Daddy Kev interview by Hashim Bharoocha
<LOW END THEORY JAPAN[Summer 2013 Edition]>を控えたダディ・ケヴにLOW ENDクルーのハシム氏がインタビュー! 念願のDJ KRUSHとの共演について語ってもらいました!!
――Beat Invitationalではどんな曲をプレイする予定ですか?
今まだ新曲を作っているけど、おそらく50-60 bpmの遅い曲をプレイすると思 う。間違いなく重低音が効いた曲になるから、楽しみにしててほしいよ。
――今回のジャパン・ツアーはどんな内容になりそうですか?
新曲をたくさんプレイするから楽しみにしてほしいね。ラス・G、サンダーキャット、ティーブスなどの未発表の新曲をたっぷりラップトップに入れてあるよ。〈Stones Throw〉からリリースされるジョンウェインの アルバムもマスタリングしたばかりだから、そのアルバムの曲もプレイする予定さ。Bathsの新曲もプレイすると思う(Bathsの新作をケヴが手掛けた→Bathsインタビュー)。
――ダディ・ケヴのラヴ・コールによって、DJ KRUSHも出演することになりましたが、実現してどうですか?
DJ KRUSHとステージをシェアできて本当に光栄だよ。彼は現在のビート・シーンのパイオニアの一人 だと俺は認識してるからね。
――DJ KRUSHの曲の中でも好きな曲はどれですか? また、 彼はLow End Theoryサウンドにどのような影響を与えましたか?
一番好きな曲は、アルバム「Krush」に収録されてる“Murder of Soul”。初めて“Strictly Turntablized”を 聴いたときは、ものすごく衝撃を受けたのを覚えてるよよ。KRUSHの当時のアルバムや Mo’ WaxからリリースされたDJ Shadowの作品、そ してDabryeやJ Dillaの曲は、今の<LOW END THEORY>の音響美学の土台になってるんだ。
――今回はKRUSHが出演しますが、最近は他にDJ Shadow、Dabryeなどのレジェンドが<LOW END THEORY>に出演してます。なぜこういったレジェンドを出演させることがあなたにとって 重要なのでしょうか?
彼らが出演してくれるということは、<LOW END THEORY>を認知してくれているということなんだ。DJ ShadowやDabryeがロサンジェルスの俺たちの小さなクラブに 出演するということは、本当に光栄なんだ。彼らが俺たちと一緒にロックしてくれることは、夢が叶ったような感覚だよ!
(interview & text by Hashim Bharoocha)
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★<ロウ・エンド・セオリー>の人気Tシャツを手掛けるOBEYが新デザインを発表!
今回はブラック×ゴールド、グレー×ホワイト、ホワイト×レッドの3色展開で、東京・大阪両公演で会場販売されます。売り切れる前にゲットしよう!!!
カラー: WHITE / BLACK / GREY
サイズ:Men’s S / M / L / XL
価格:¥3,500(tax incl.)
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Release Information
2013.05.22 on sale! Artist:Daddy Kev(ダディ・ケヴ) Title:Under The Pyramids – Low End Theory Japan 2013 Mix (アンダー・ザ・ピラミッズ – ロウ・エンド・セオリー・ジャパン 2013 ミックス) disques corde dccd-029 ¥1,890(tax incl.) ※日本オリジナル企画 完全限定盤 |
ケヴ兄のオフィシャルミックスCDが試聴デキル!
Event Information
LOW END THEORY JAPAN[Summer 2013 Edition] ●東京公演 2013.5.25(土)@代官山 UNIT OPEN/START 23:00 ADV ¥3,500/DOOR ¥4,000 ※20歳未満の入場不可(要写真付き身分証) Special Guest: Beat Invitational: SALOON DJ: VJ:Kazuya Ito as toi whakairo、浮舌大輔 TICKET:
●大阪公演 LOW END THEORY(from L.A): Beat Invitational:西日本初上陸! DJs: VJ:Colo GraPhonic(COSMIC LAB / BetaLand) |