ミニマルハウスの最重要レーベル「Hello？Repeat」を率いるJan Kruegerが来日

Daze Maximと共にミニマルハウスの最重要レーベル、伝説の〈Hello?Repeat〉を運営してきたJan Kruegerが10月5日（金）のVENTに登場する。

2001年にMathias Tanzmannの〈Moon Harbour Recordings〉から自身初となる作品をリリース。Daniel Bell、Matthew Herbert、Ataを招聘するパーティーを行ったり、国際的なディストリビューターであるWord & Soundでセールスマネージャーを務めたりと、音楽業界にマルチに関わってきたJan Kreuger。90年代に出会った盟友Daze Maximと共に2005年に自分たちの好きな音楽のプラットフォームとして〈Hello?Repeat〉を立ち上げた。

Jan Krueger @ La Casa Club – 11/05/2017 – Córdoba, Argentina

Berlinに移住してからも、精力的に活動をキープし続け、ヨーロッパからアジア、南北アメリカなど数え切れないほどの国際的なギグもこなしてきた。過去にはベルリンのPanoramabarやWatergate、ニューヨークのBunkerなどの名門クラブでレジデントを勤めてきた重鎮の中の重鎮。クラブから世界中のフェスに出演してきたが、ここ日本でも各地のクラブに出演してきた実績がある。

彼のミックスはクラベリアにて2011年のベストポッドキャストにも選ばれたほど常に人気があり2014年以来となる東京公演が待ち遠しい。

Jan Krueger
（Hello?Repeat）

Jan KruegerはDaze Maximと共に伝説のHello?Repeatレーベルを運営してきた。Jan Kruegerのことを文章に書くことはいつも楽しいことだ。なぜなら彼は”エレクトロニック・ミュージック業界”と呼ばれる中でDJからプロデューサーになり、アーティスティックにチャレンジを行って結果を残してきたからだ。自分のやっていることが大好きなら彼はまさに良いお手本だ。自分の音楽に誇りを持ちその上、誰よりも緻密なミックスのテクニックを持っている。あなただって彼のようにDJになれるんだ。Jan Kruegerは作品のリリースがなくてもDJとして素晴らしいキャリアを築き上げてきた。しかしDaze Maximと共にHello?RepeatのA&Rとしても見事にこなしてきた。

作品がJanのキャリアの大部分ではないとは言っていない。なぜなら業界が彼のことをそう言っているからではなく、それは正しいのだ。90年代にDaze Maximと出会い、彼の秘密のスタジオでディープでミニマルなハウストラックを制作し始めた。それはMathias TanzmannのMoon Harbour Recordingsから2001年にリリースされた。デュッセルドルフで生まれてハンブルグを経由して今ではBerlinに住んでいる。Janの音楽への人生をかけた貢献はそれぞれの街だけではなく世界中に爪痕を残してきた。

96年にデュッセルドルフでキャリアをスタートさせ、彼のヒーローの前座を務めてきたことでレコードストアで働くようになった。そのままパーティーを主催するようになってDaniel Bell、Matthew Herbert、Ataなど国際的なゲストDJを呼ぶようになった。レコードストアでの勤務の中で、ハンブルグのWord & Soundなどディストリビューション会社と良い関係性を築くようになった。それによってハンブルグに移住し、Word & Soundのセールスマネージャーを務めるようなった。そして2005年には自分とDaze Maximの音楽のプラットフォームとしてHello?Repeatを立ち上げたのだ。

その次にはベルリンに移住した。Janはいまでは4年間住んでいる。いまでは、アンダーグラウンドな音楽の首都としてのベルリンの評価に貢献するアーティストの一人としてみなされている。ヨーロッパから日本、南北アメリカなど数え切れないほどの国際的なギグもこなしてきた。Panorama Bar、Fabric、Bunkerなどのクラブからフェスの数々を経て、いまJanはロンドンのToi Toi Musikで会員限定のパーティーでのレジデントも務めている。

彼のミックスは日本のウェブ媒体のクラベリアにて2011年のベストポッドキャストにも選ばれた。2012年には再びスタジオに篭って制作に励んでいる。業界の耳と目が彼の動きに注目しているのだ。