EvidenceやNavy Blue、Fly Anakin等の作品に参加するQThreeとBudamunkのジョイント作品『peace.of.mind』──＜JUNXION 18＞からリリースツアーがスタート

Evidence、Navy Blue、Fly Anakinなどのアーティストとの共演で活躍、エンジニアとして、そしてEAR. DRUM名義でプロデューサー／ビートメイカーとしてもその名を広めてきたNY拠点のアーティスト・QThree、そして国内随一のプロデューサーBudamunkと手を組んだジョイント作品『peace.of.mind』を8月4日に〈King Tone Records〉／〈Baked Recordings〉からリリース。さらにこの2人は9月1日（金）の渋谷・club asiaを皮切りに、京都・OCTAVE、名古屋・TRANSIT、大阪・TRIANGLE、静岡・DAZZBARを回るツアーも開催する。

QThree×Budamunk『peace.of.mind』

BudamunkがQThreeと組んだことには理由がある。ラッパーでビートメイカー、そしてスケーターであり、自身で作品のデザインなどを手掛けるDIY精神。BudamunkはSICK TEAMの盟友ISSUGIや5lackと共通するヴァイブスを、QThreeに見出した。QThreeはNYを拠点に活動するラッパーNavy Blueとwikiによるツアー＜Can’t Do This Alone Tour＞にサポートアクトとしても登場していたりと、近年さらに勢いを増していく、NYのアンダーグラウンドヒップホップシーンの影の立役者と言っても過言ではないような存在。そんな彼がBudamunkとタッグを組み、シーンに新風を吹き込む。『peace.of.mind』は国境を超えて、最先のアンダーグラウンドシーンを接続する画期的な作品でもある。

Budamunk got them funk──QThreeが度々口ずさむように、『peace.of.mind』でBudamunkの音響実験は別次元へと進化を遂げた。どの音を切り取っても、その鳴りや響きはBudamunkを象徴しており、言葉の壁を超えてリスナーを魅了する。ビート・ミュージックをまた次のレベルへと押し上げる、音の探究者がその境地へとまた一歩近づいくその足跡が辿れるはずだ。また、全楽曲のエンジニアリングをQThree本人が手掛け、奇跡的なバランスを成立させている点も特筆すべきだろう。

ジャパンツアーの皮切りとなる9月1日の渋谷・club asiaでは現行ヒップホップパーティー＜JUNXION 18＞はLafLifeが中心となり開催される現行ヒップホップパーティー。QThree × BudaMunkはもちろんのこと、Left Brain from Odd Future、Sahtyre、Slim JeffなどLAからのゲストに加え、現行のジャパニーズ・ヒップホップシーン、MCバトルシーンでもその名を轟かせているSILENT KILLA JOINTやS-kaine、九州は大分からケンチンミン、東京は愛染 eyezen、ビートライブにはAru-2、Bugseed、MeS The Funkなど、都内のみならず全国各地のシーンを代表するアーティストが出演する。全3フロアにて展開する贅沢な一夜となるので、ぜひお見逃しなく。