2019年の内容非公開イベント＜靉靆＞ぶりとなる、Seihoの単独公演が約3年ぶりにアナウンス。＜着いたけど、どこいる？＞と題した公演が5月14日（土）にSpotify O-EASTで開催される。
正体不明のイベント＜靉靆＞
2019年2月8日、Seihoが自身のTwitterにて突如発表した正体不明のイベント＜靉靆（あいたい）＞。公開された情報は限られていたのにも関わらず、チケットはソールドアウト。そして2019年3月15日東京都内某所にて開催された。また同線上のプロジェクトとして、同年6月15日に文化庁メディア芸術祭と、Yahoo! JAPANのWebメディア「FQ（Future Questions）」がコラボしたイベント＜Future Questions SESSIONS ～アートから見る未来とは～＞にて、＜雲霓（うんげい）＞が開かれた。
2021年にはコンセプトアルバム『CAMP』を発表したSeiho。＜着いたけど、どこいる？＞では一体何が起こるのか。イベント発表に伴い、文章が到着しているので、一読しながら楽しみにしてほしい。
なお、＜靉靆＞のイベントフォトレポート、開催にまつわるSeihoのインタビューが掲載中なので、ぜひこちらもチェックされたし。
Seiho 単独公演「着いたけど、どこいる？」
「暗証番号」という言葉に含まれる「暗証」という語は、もともと仏教の用語である。
私は悟りを得たと、誰にも認められないままに言い張ること。誰にもわからない、自分にだけしか通用しない、暗い証し。
それが、「暗証」だった。
その悟りは独善的な、ひとりよがりのものになってはいないかという、警句。
でも、好きな人へ渡すプレゼントを選ぶとき、
あなたはそれを、ひとりで選ぶ。
これなら喜んでくれるかな、とか、
こういうのはなかなか自分じゃ買わないから意外といいかも、とか、
これをもらったら私だったら嬉しいな、とか、
きっと、ひとりで思案を巡らせて、
ひとりで決める。
あなたの好きな人が、喜んでくれるといいね。
その時に初めて、ひとりよがりじゃなくなるから。
暗証番号をそっと、伝えます。
大阪出身の電子音楽家、プロデューサー/DJ。おでん屋「そのとうり」、和菓子屋「かんたんなゆめ」のプロデュースも務める。2010年代の国内外エレクトロニック・ミュージック・シーンにおけるキーパーソン。 Avec Avecとのポップ・デュオ「Sugar’s Campaign」としての活動など、 表と裏の舞台を行き来しながら常にカッティング・エッジな音楽を提供し続け、その非凡な音楽性はもとより、アートや哲学領域にも精通する類稀なセンスには多方面から常に注目が集まる。2021年5月、Amazon Musicの新企画「PRODUCERS」第1弾プロデューサーに選出され、ACO、ASOBOiSM、BTB特効、cero、KID FRESINO、LUVRAW、鎮座DOPENESSをフィーチャリングに迎えたミニアルバム『CAMP』をリリース。
Instagram｜Twitter
RELEASE INFORMATION
Seiho 単独公演
「着いたけど、どこいる？」
powered by Spotify O-EAST
2022.05.14（土）
Spotify O-EAST
OPEN 18:00／START 19:00
ADV ¥4,000（＋1D）／DOOR ¥4,500（＋1D）
LIVE：Seiho
【オフィシャル先行】受付期間：3/28（月）21:00 – 4/10（日）23:59
【一般発売】4/16（土）10:00 – 5/13（金）23:59
URL：https://w.pia.jp/t/seiho-t/
