今、さらなる音の三原色が広がる可能性を感じる…Three Primary Colors

2012年より始動し、ライブハウス、ジャズバー、クラブ、野外フェスなど、さまざまなシーンや場所を選ばずライブを重ねてきた、Three Primary Colors（以下、TPC）。

2013年に発表した、1st Album『Three Primary Sounds』は、全曲一発録りに拘った臨場感と緊張感に溢れた渾身の1枚となり、リリースに伴う初の全国ツアーも成功させ、TPCが主催するイベントではDJ.社長（SOIL&”PIMP”SESSIONS）や韻シストとも共演するなど注目を集めた。

また、発売から1年後には、タワーレコードのジャズバイヤーが「ジャズの今」をテーマにセレクト、提案するTOWER JAZZ 2014のキャンペーン商品に、高中正義、UA×菊地成孔、ダイアナ・クラールなどともに選出され、2015年には、TSUTAYAのバレンタイン特集MUSIC PLAYLISTにて、傳田真央、Born Sinnerなどとともに掲載されるなど、リリースを待たずして各方面で話題となっていた。

そして、満を持して2016年。TPC待望の2nd Album『Rainbow Tree』が6月22日（水）にリリースされることが発表された。

【Official Trailer】Three Primary Colors 2nd Album “Rainbow Tree”

今作では、それぞの個性を調和させた音の三原色「Three Primary Sounds」を目指し、バンドの成長と進化を示すべく、元晴（SOIL&”PIMP”SESSIONS）、YUKI（JABBERLOOP）、Hiro-a-keyをフィーチャリングした楽曲により、さらなる彩りを放ち続ける音の三原色は新たな可能性と広がりを見せている。

6月1日より、収録曲の“Spark”が公開。さらに、6月6日（月）より、日本テレビ系『news every.（毎週月～金15:50-19:00）』のお天気コーナーテーマソング（6月-8月）に決定したことも発表された。

【MV】Three Primary Colors “Spark”

TPCを正統派のJAZZと括るのは難しいかもしれない。なぜなら彼らの音の三原色は、さらなる広がりの可能性を秘めているからだ。とにかく、1stのリリースが話題となりながらの約3年振りとなる2nd Albumのリリースであり、発表を待っていたリスナーも少なくないだろう。私も個人的に待ち遠しかった彼らの2nd Albumである。彼らが「アリなのか、ナシなのか」。トリオバンドの限界を優に超えた、インストサウンドを聴いて確かめて欲しい。