横浜ベイホール20周年を振り返る

目次
1. 横浜ベイホール20周年を振り返る
2. 1996 – 2015：BayHall Flyer History – Hip Hop –
3. 1996 – 2015：BayHall Flyer History – Hard Rock –
4. 1996 – 2015：BayHall Flyer History – J-Hip Hop –
5. 1996 – 2015：BayHall Flyer History – J-Rock –
6. 1996 – 2015：BayHall Flyer History – Rock –
7. 1996 – 2015：BayHall Flyer History – Party –

横浜ベイホール20周年を振り返る

横浜から音楽シーンを牽引してきた、ベイホールが今年で20周年！

1996年、横浜ベイホールは、90年代前半にプリンスがプロデュースした「Glam Slam」の跡地にオープンし、今年で20周年を迎える。横浜ベイホールはオープンから今日まで、ジャンルレスなパーティー、イベントを展開し、エンタテイメント・スペースとして、国内音楽シーンを牽引している“ハコ”だ。今回は20周年記念を祝して、横浜ベイホールとはどんな場所なのか、そしてその歴史について少し振り返ってみようと思う。

お客、アーティストからみるベイホールの魅力。

ベイサイドエリア、倉庫地帯にあるベイホールからはベイブリッジやマリンタワーの夜景が見える場所にある。収容人数はオールスタンディングで1,100名と大箱だが、ステージ前の3段ステップによってアーティストのパフォーマンスがしっかりみえる。これはお客として嬉しい。内装の雰囲気も、世間から隔離されたような別世界の雰囲気を感じる独特なムードで、音を最大限に楽しむことを引き出してくれる空間になっている。もちろん音響もいい。それは、多くのアーティスト達が高パフォーマンスを存分に発揮できることを知って、この場所を選んでいることでもわかるだろう。

オープンから現在までオーディエンスを沸かしてきた数々のアーティスト。

20年間の軌跡には錚々たるアーティストが名前を刻んでいる。スヌープ・ドッグやラキム、LL クールJにニーヨなど、海外ヒップホップ／R＆Bシーンの大物たちや、ジャマイカが誇るレゲエスターブジュ・バントンの来日公演の実現。サイケデリックトランス界の重鎮ラジャ・ラム、G.M.Sの召喚。他にもアリス・イン・チェインズやパンテラらビッグなメタルバンドから、世界中のジャムシーンへ多大な影響を与えたグレイトフル・デッドファミリーの一員スティーブ・キモックや、モグワイ、モー、ゼブラヘッドなどのロック ／パンクシーンもバッチリ抑えている。

来日アーティストだけじゃない、国内ロックシーンを牽引してきた伝説のバンドTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、昨年25周年を迎えたスカパラダイスオーケストラ、横浜で結成され、今や数々のビッグフェスティバルに名を連ねるSPECIAL OTHERSなど、数えきれないほどのビッグアーティストがベイホールのステージを踏んでいる。また、女性アイドルグループでんぱ組inc.や声優グランプリ20周年のライブなどまさにジャンルレス。2002年まで開催されていた＜横浜レゲエ祭＞は、会場が移った今でもベイホールで、＜ROAD TO 横浜レゲエ祭＞、＜前夜祭＞などの関連イベントが開催され続け、横浜レゲエシーンを盛り上げている。

20周年、アニバーサリーイベントのアナウンスも注目！

現在アニバーサリーイベントとして、ジャムバンド・サウンドとポストロックシーンを牽引するロータス、ベイホールで復活を果たすループ・ジャンクション、西海岸ストリートカルチャーを代表するトミー・ゲレロとレイ・バービーの公演が発表されている。今後発表されるアニバーサリーイベントのアナウンスも待ち遠しい！

現在進行形のエンタテイメント・スペース、横浜ベイホール。

今後のベイホールも、これまでと変わらないスタイルで最先端、先進的なイベントを開催し、アーティストがオーディエンスを沸かせてくれる現在進行形のエンタテイメント・スペースとしてこれからの20周年も目が離せない。

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