次はパソコンにインストールした「Patchblocks」ソフトウェアを立ち上げます。画面が表示されたら、まずプリセットをロードをクリックし、音を聴いてみます!

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デモ・ソングやプリセット音色を選ぶ画面が表示されました。

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聴いてみたい音色を選びます!

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聴きたい音色を選択したら、再生ボタンを押すとパソコン上で音が鳴ります。もう一度押せば音は停止します。これはあくまでソフトウェア上のエミュレーターが音を出している状態。今から選んだ音色を、USB接続した「Patchblock」にアップロードします!

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音色を選んだ状態で、ブロックにロードをクリックします!

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ほんの数秒で、ファームウェアが更新されましたと表示されます。これで選んだ音色データが「Patchblock」にアップロードされました!

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この後「Patchblock」本体から音を鳴らすわけですが、最初のうちは迷うかもしれませんので、もう少しご説明します! まず先程接続したUSBケーブルを抜きます。

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そして電源スイッチを一度オフにしてから、

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もう一度、電源スイッチをオンにします。すると音が鳴り始めます!

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後はステレオ・ミニケーブルやヘッドフォンを接続すれば音を聴いたり、演奏する事が出来ます。さあ準備は整いました!次はいよいよ「Patchblocks」のデモ・ソングやプリセット音色、エフェクター等を実際に使って演奏してみました!

Patchblocks Preset Songs

「Patchblocks」のプリセットのデモソングをプレイしてみました。「Patchblock」一台だけでも、意外と音数の多い曲を鳴らす事が出来るので、結構楽しめました!

Patchblocks Preset Effects

「Patchblocks」はエフェクターとして使う事も出来ます。お気に入りの音楽の入ったミュージック・プレーヤーと、「Patchblock」のステレオ・インプットを接続すれば、かなり強力なエフェクトをかけれます!

Patchblocks Preset Synth

プリセットのシンセ音色を鳴らしてみました。アシッド・フレーズや、ドローン、アコースティック・ギター風のサンプリング等、結構色々なバリエーションの音が出ます!

Patchblocks Preset Drums

ドラム音色はこんな感じです。「Patchblock」の音源は、10ビット/20Kサンプリングレート・オーディオで、意外に太い音が出ます。「Patchblock」を使ってフィンガー・ドラムのパフォーマンスするのもありかもしれません!これらの動画はプリセット音色のデモ演奏ですが、ご覧のようにアイデアしだいで色々なバリエーションの音色や、使い方が出来るんです!

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「Patchblocks」はソフトウェア上で、オリジナルのパッチを製作する事も出来ます。こちらはそのエディター画面です。Native Instruments Reaktorや、Cycling’74 Max等に少し似ている画面で、様々なアイデアのパッチをユーザー自身の手で作れます!

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その作り方は、あらかじめ用意されているオシレーター、フィルター、ディレイ等の様々なモジュールを画面上に配置してマウスで結線し、色々な機能を組み合わせてパッチを作り上げます! 実際にパッチを作るのは初級者にはハードルが少し高いかもしれませんが、チュートリアルがソフトに付いているので、それに沿って真似しながら作って行けば、パッチ作りの勉強になるのが嬉しいところです。

パッチを作ったらブロックにロードすれば、オリジナルの機能を持った自分だけの「Patchblock」が出来上がります。しかもポケット・サイズでバッテリー内蔵だからどこにでも持って行って音を楽しんだり、パフォーマンスする事も出来るんです!

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「Patchblocks」のカラーは、ブラック、ホワイト、マジェンタ、イエローの4色から好きな色を選べます。いくつかの「Patchblock」を接続して演奏する事だって出来ます!

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さらに別売りの「Midiblock」を使えば、外部のMIDI機器と接続する事が可能に! 「Patchblock」の左右どちらに繋ぐかによって、MIDIイン、MIDIアウトとして使用する事が出来ます!

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「Patchblocks」のレポート、いかがでしたか? 「Patchblock」は、余計な物が何も付いていないシンプル設計。中の基盤が見えて、風通しの良さそうなデザインは中々Goodです! それと、ソフトウェア上でパッチを作るのはけっこう頭を使う作業で、何気に奥が深いと感じました。本格的にマスターするにはじっくり取り組む根気が必要になってくるかもしれません。シンプルな見た目と違い、挑戦しがいのあるアイテムだと思いました!

本製品はユーザーのアイデア次第で、色々な使い方が出来、ソフトウェアとハードウェアを行き来しながら、作ったパッチや音を確認する作業は、まるで開発者になったような気分を味わえます! 楽器として使うだけでなく、同時に物を作る楽しさも体感出来る、今までありそうでなかった「Patchblocks」。興味の湧いた方はぜひトライしてみてはいかがでしょう!!

詳しくはコチラ