ドイツのメーカー、Mind Flood社から、なんとも興味深いシンセサイザーが発売されました。その名も「Patchblocks」!

ほとんどポケット・サイズのブロックみたいな形をした本製品。なんと、専用のソフトウェアを使ってオリジナルのパッチを作り、USB接続した「Patchblock」にアップロードする事で、シンセサイザーやエフェクター、それからシーケンサーとして音楽を奏でたり、ユーザーのアイデア次第で色々な演奏が出来るという!

いくつかの「Patchblock」を組み合わせたり、ユーザー自身で作った機能を「Patchblock」に転送してパフォーマンスしたりと、様々な可能性を秘め、知的好奇心を刺激するニュー・アイテムの登場です!

今回、買おうかと思っている方や、どんなものか興味がある方に向けて、実際に「Patchblocks」を使用してみたレポートを、お届けしたいと思います!

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本製品のパッケージは爽やかな配色のポップなデザイン。箱のサイズは以外と小さいです。

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箱の中には「Patchblock」本体、USBケーブル、3.5mmステレオ・ケーブル、日本語ソフトウェア・ダウンロードコードが記された保証書が入っています。ソフトウェアは日本版「Patchblocks」ホームページから5回までダウンロードする事が出来ます!(ブロック単体を指す時は「Patchblock」、ソフトウェアも含めた製品全体を指す時は「Patchblocks」と表記してレポートを進めさせて頂きます!)

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「Patchblock」を側面から見た図です。左側から、ステレオ・アウトプット、USBポート、デジタル・アウトプットを装備。内部の基盤が厚さ5mmのアクリル板に挟まっている、とてもシンプルなデザインです!

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反対側から見た図です。左側から、電源スイッチ、ステレオ・インプット、デジタル・インプットを装備しています。

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箱から出したら、まず充電をしない事には始まらないので、さっそくパソコンと接続します。ダウンロードしたソフトをインストールしたパソコンと、「Patchblock」のスイッチがオフのまま、USBケーブルで接続します!

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オレンジ色のランプが点灯し、バッテリーが充電されはじめました! 「Patchblock」内部のリチウム・ポリマー電池は、充電すれば約4時間駆動します。
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この状態でスイッチをオンにします。しばらくすると自動的にパソコンが「CRP-DISABLD」という名前のフラッシュ・ドライブとして「Patchblock」を認識します!

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