電卓サイズのドラム・マシン!Teenage Engineeringの『PO-12 rhythm』をデモ演奏してみた。 7df72cfba6d7863238a3663cada4df97

さあ、液晶フィルムやカバーも装着して準備は整いました。さっそく音を出したいと思います! 次の動画はリズム・パターンを打ち込むところから、パターンを切り替えたり、様々なエフェクトを使ったプレイをしました。どんな音が出るのか、まずは動画をご覧ください!

PO-12 rhythm make Beats , Play Effects.

いかがですか? 『PO-12 rhythm』は見た目は電卓みたいだけれど、れっきとしたドラム・マシンである事がお分かり頂けたと思います!

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次に『PO-12 rhythm』のリズム・パターンの作り方を軽くご説明します。その操作方法はいたってシンプルです!

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『PO-12 rhythm』は16個のサウンドが内蔵されています。

1.バスドラム/2.スネアドラム/3.クローズド・ハイハット/4.オープン・ハイハット/5.シンセ・スネア/6.スティック/7.シンバル/8.ノイズ/9.ハンドクラップ/10.クリック/11.ロータム/12.ハイタム/13.カウベル/14.ブリップ音/15.トーン/16.低音トーン

ドラム・サウンドを選ぶ時は、soundキーを押しながら1~16キーのどれかを押します。

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パターンを選ぶ時は、patternキーを押しながら、1~16キーのどれかを押します。『PO-12 rhythm』はトータル16個のパターンを本体に記録する事が出来ます!

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リズム・パターンを打ち込む時は、write(記録)キーを押します。

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write(記録)キーを押すと画面上に、録音モードのマークが表示されます。

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録音モードのマークが表示された状態で再生ボタンを押します。すると16ステップのシーケンサーが走り、1~16のランプが順番に点灯します。1~16のどれかを押せば、シーケンサーのランプがそのタイミングに来た時にドラムが鳴ります。先程のsoundキー、patternキー+1~16キーを押しながら音色やパターンを選び、どの音色を、どのパターンに、どのタイミングで配置するかプログラムしてリズム・パターンを作り上げて行きます。その操作感覚はとても簡単で直感的にプログラミング出来ます!

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『PO-12 rhythm』はドラム音色のノートピッチや音の長さを、ノブを使って調節したり、ノブの動き自体を本体に記録する事が出来ます! この機能は音色のピッチや長さが徐々に変化するドラム・パターンを作る事が出来、とても便利です。次の動画はリズムを鳴らしながら、ノートピッチや音の長さを色々いじってみました!

PO-12 rhythm Controll Pitch , Length

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『PO-12 rhythm』はDAWとのシンクもばっちりです! その方法は、DAW上にシンク用のトラックを一つ用意し、シンク信号として四つ刻みのドラムを打ち込みます。オーディオ・インターフェースのアウトプットから、その信号を個別にパラ・アウトしたケーブルを『PO-12 rhythm』のインプットに接続します。そしてDAWをスタートすると『PO-12 rhythm』もそれに追従してシンクする仕組みです!

その時にシンク信号のドラムのボリュームは大きすぎても、小さすぎてもダメ。適量のボリュームでないとうまくシンク出来ないので注意が必要です!

次の動画は、Native InstrumentsのMaschineと『PO-12 rhythm』をシンクさせて演奏しましたのでご覧ください!

PO-12 rhythm and Maschine. Sync Play.

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『PO-12 rhythm』のレポート、いかがでしたか?

本製品を触ってみて思ったのは、リズムを作れるのはもちろんの事、豊富なエフェクトや、音色のピッチ、長さの調節が出来たりと、電卓サイズなのに出来る事が色々あって、小さなボディーによくこれだけの機能を凝縮させたなと関心させられました!

液晶保護フィルムやケースを装着したりと、ユーザーの手でカスタマイズ出来る側面もあって、ハンガーを切り取ったりカバーをかぶせる工程は、まるで工作をしてるみたいな楽しさがありました。

操作方法は普通のリズム・マシンとほとんど同じで、一日いじっていればすぐ覚えられるくらい、とてもシンプルです。DAWとのシンクもバッチリだから、DAW主体で作った楽曲にスパイスとしてPOシリーズの音を加え、コンビネーションで活用する事も出来ますし、POシリーズ同士をシンクさせてロービット・サウンドなライブをやるのもありですよね!

それと『PO-12 rhythm』は単体でも結構遊べるんですよね!寝転がりながらゲーム感覚でリズムを打ち込んでみたのですが、思いつきでパターンを作ったり、切り替えたり、エフェクトをかけたりと、さわった分だけリズムがどんどん展開して行くので、楽しいし結構はまりますよ!お手頃価格だから初心者の入門機としても調度良いのではないでしょうか。

あなたも「Teenage Engineering」の『PO-12 rhythm』を音楽制作やライブに取り入れてみてはいかがでしょう!!

詳しくはコチラ