Tinderは、いわゆる出会い系、公式にいうならばマッチングアプリだが、それが過去にないほどの人気を博している。
赤い悪魔の愛称で世界的に有名なイギリスのサッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドが、2017年の８月に入ってから、Tinderとのユフォームの袖のスポンサー契約を交渉中にあると報道された。先日、その信用性からウィキペディアに引用を禁止されたと米CNNに報道されてしまったデイリーメール紙によると、その額は１年間で約1200万ポンド、日本円にして約17.4億円になるという。（日本円142円計算）
また、先日開催された＜フジロック2017＞の最終日にヘッドライナーを飾り、後日に渋谷WOMBで開催された＜WOMB & ARCA with JESSE KANDA AV SET＞にサプライズDJとして急遽出演、またSNS上で「新作を間も無くリリースされる」と発表したビョークは、英スタイルマガジンのDazed ＆ Confusedとのインタビューに応え、その新作について”Tinder Record”と評した。
同インタビューによると、”Tinder Record”の表現で彼女が意図するところは、前作『Vulnicura』が「失愛、ハートブレイキングのアルバム」であったことに対して、新作はよりポジティブに「恋に落ちること（being in love）について」のアルバムになった、ということだ。それにしても、マッチング系アプリの名前が形容詞として使われることが今までにあっただろうか。
マンUからビョークまで、その影響力を広げているTinderは日本であまり広まっていない。売春や闇のビジネス等、危険な印象を受ける「出会い系」という単語の中に括られがちなTinderだが、実は21世紀のテクノロジーによる人類繁栄のための愛の発明なのかもしれない。好奇心を持ってくれた方、ぜひTinderに登録してみよう。ただし、18歳以上の方が対象です！！！
また登録にはフェイスブックアカウントの承認が必要となるので、持ってない人は準備しておこう。加えて、Tinderのプロフィールには自身のインスタグラムの写真を表示することもできる。Tinderについての公式情報はこちらでチェック。
