【5F レクチャーホール/RBMAラジオ】
4Fではバラエティに富んだ各スタジオ“内”から刺激を受けられますが、5Fは“外”からの刺激を感じられる場に。アカデミー生達が一日2回講義を受けることができる「レクチャーホール」、平日生放送している「RBMAラジオ」が隣接しているうえ、ご飯を食べながら様々な交流を量れる「ラウンジ」があるからです。当日取材した日の「レクチャーホール」ではちょうどポール・ウールフォードがレクチャー中! よくあるトークショーとは違い、柔らかな照明や低めのソファなど眠りに落ちちゃいそうな程リラックスできるホールになっているため、和やかな雰囲気の中でレクチャーが進行されていました。また、「RBMAラジオ」の収録もガラス越しに眺めることもできるので、レクチャーなどとはまた異なる視点でビッグアーティストの出演を目撃できるようになっています。

【潜入レポ】<Red Bull Music Academy>のスタジオ見学に行ってきた art141027_rbma_rectureroom_1_Yusaku-Aoki

(photo by Yusaku Aoki)

【潜入レポ】<Red Bull Music Academy>のスタジオ見学に行ってきた art141027_rbma_rectureroom_2_Yasuharu-Sasaki

(photo by Yasuharu Sasaki)

【5F ラウンジ】
最後に紹介する「5F ラウンジ」は、実は見学会で一番注目してほしいスペース。ソファが並んでいる中に噴水や展示品が置いてあり、ちょっとした展覧会状態になっているのです。

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(photo by Yasuharu Sasaki)

Chim↑Pomの有名作品『SUPER RAT』や、ひろせなおきによる『GYARU 儀葬儀式』などなど……

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Chim↑Pom『SUPER RAT』(2006)
(photo by Dan Wilton)

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(photo by Dan Wilton)

さらに、食堂の電球にも注目あれ。実はこれ、一つ一つ微妙に異なる昭和製のアンティークものなんですって! これも隈研吾氏によるセレクト。家具などの細か〜い部分で要チェックなのです。

因みに見学会では食べることができませんが、会期中のラウンジでは通常、朝・昼・晩と3食ご飯が出てきます。早朝はパンやサラダなどホテル風の洋食が多いらしいですが、お昼にはお弁当などなど……。取材日にはたるたるソースがけのフライ付きのり弁当、明太子ご飯&卵やら肉やらの色々おかず載せの弁当含めて5種類の弁当を選べるようになっていました。もちろん味は美味し。(う、うらやましいい)!

【潜入レポ】<Red Bull Music Academy>のスタジオ見学に行ってきた art141027_rbma_foodcourt_5_Qetic

(photo by Qetic編集部)

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機材も揃い、色々な環境のスタジオを使うことができ、レクチャーやイベント、アート作品の鑑賞もできる、三食美味しいご飯付き……音楽制作するにあたってこれ以上ベストな環境は無いのではないでしょうか? そんな、生徒達が(ほぼ間違いなく)ストレスフリーで過ごしてきたこの<RBMA>東京のスタジオ。後期終了後には1Fレコーディングスタジオ以外は無くなってしまうので、皆さんにも見学会にて五感で感じてほしいです。絶対に、行くべし!!! また来場者多数の場合は、入場を制限する場合もあるので、お早めのご来場をオススメします〜〜〜!!!

(text by Qetic・ヤーマネ)




Event Information

Red Bull Music Academy Tokyo 2014
一般向け見学会 オープンハウス

2014.11.01(土)@Red Bull Music Academy
OPEN 12:00/CLOSE 18:00(最終入場 17:00)
ADDRESS 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 1-3-3 SIA青山ビルディング/MAP
※来場者多数の場合は、入場を制限となる場合があります。