がくると見せかけ、まだまだ寒いですねえ。もうすぐ春休みという事で、そろそろ海開きを迎える沖縄に旅行に行く方も多いと思います。そんなあなたにご朗報! ちょうどいいタイミングで、全日本プロレス春の祭典<チャンピオンカーニバル>が沖縄で開幕しますよ。対戦カードも豪華。

■潮崎豪vs大森隆男(豪腕ラリアットとアックスボンバー、どちらのラリアットが勝つのか!?)
■諏訪魔vs吉江豊(全日本を代表するパワーファイター同士が激突!)
■曙vsゼウス(おぉ、曙ここにいた!!笑)

ぜひ沖縄の観光コースに入れてみてはいかがでしょう。

そんなこんなで、今回もボンバイエがスタート。初めに言っておきますが今回は地味です! でも、地味を言いかえると「渋い」。あのお方はそれを証明してくれました。そう、今回はいぶし銀と呼ばれた木戸修でボンバイエ。地味(以下:渋い)な中にしっかりとプロレス風情を感じで頂きましょう。

木戸修の必殺技は脇固め。いや、ただの脇固めではなく「高角度脇固め」。うん、必殺技も渋い。この技、毎回出すタイミングが絶妙でした。優勢になった相手が油断した一瞬の隙を刺す様に繰り出す脇固めには、毎回興奮させられました。このお決まりの渋い技で毎回会場を盛り上げる木戸さんは、ほんとにすごいと思います。

僕が木戸さんの好きなポイントをもう1つあげるとすると、その髪型。試合中に乱れないギリギリの長さでキープされたその髪は、いつでも「いぶし銀」の風格を保ち続けました。聞いた話によると、グレート・ムタを載せるとコラムのアクセス数が上がるそうなので、ここで迷わず木戸修vsグレート・ムタの試合をご覧頂こうと思います。解説は驚きの武藤敬司。ムタってすごいなぁ。

パワーファイトが得意なレスラーや空中殺法が得意なレスラーなど、プロレスラーには色々なタイプがあります。木戸さんは特に脇固めを中心に関節技を得意とするレスラーでした。そんな木戸修と「関節技の鬼」と言われた「組長」こと藤原喜明がぶつかった名試合をご覧頂きたいと思います。先日の1.4東京ドーム大会で、いきなり入場曲「ワルキューレの騎行(ワーグナー作曲)」が流れて藤原喜明が入場してきた時は「おぉー!」という驚きの歓声と共に会場中が沸きましたね。

藤原喜明 vs 木戸修

いかがでしょう、いぶし銀の魅力はみなさんに伝わりましたでしょうか?ちょっと玄人向けになりすぎたかもしれませんが、ずっと紹介したくてウズウズしていたので我慢できなくなりました。今後も、いろんな角度でプロレスを紹介していければ嬉しいです。次回はアメトークのケンコバで有名な「ド演歌ファイター」越中詩郎でボンバイエしたかったのですが、2回連続渋すぎると怒られそうなのでちょっと華のあるレスラーで検討しようと思います。それでは。

【みちくさボンバイエ】いぶし銀と呼ばれた男 column150317_michikusa_2

※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。

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