斉藤和義やPSGのMVなどを手掛けたオオクボリュウと、木村カエラやサカナクションのコラボレーター宮澤謙一の２人展が開催

オオクボリュウと宮澤謙一（magma）による初のコラボ展＜GRANDMOTHER＞が11月19日（土）から12月7日（水）まで、トーキョー カルチャート by ビームス 原宿店にて開催される。

オオクボリュウはPSG“寝れない!!”や斉藤和義、group_inouのMVを手掛けてきたイラストレーター・映像作家。その他にも雑誌POPEYE、BRUTUS、TRANSIT、Number等で挿絵、細野晴臣の著書、ボブ・ディランのディスクガイドの挿画、BEAMS-TでのTシャツデザインを担当しており、手書きのイラストを生かした活動を展開している。

PSG”寝れない!!!”

宮澤謙一は、2008年より活動するアーティストユニットmagmaとして活動。木村カエラ、サカナクション、きゃりーぱみゅぱみゅなどのMV美術を制作した経歴を持つ。樹脂、廃材、モーター、木などを様々な素材を使ったコラージュが特徴だ。

サカナクション「スローモーション」

今回、かねてから共通の趣味を通して交流のある2人が、ごく日常的なテーマやモチーフを元に、イメージを共有しながら制作した平面作品、立体作品を発表する。

会場では、展示作品をはじめ、「花瓶」を モチーフとしたソフビなど、オリジナルグッズの販売も行われる。

初日の11月19日（土）には17時よりオープニング・レセプションが行われ、会期中は関連イベントが予定されている。

典型的なテーマに2人が取り組むとどうなるのだろうか。想像しただけでわくわくする、彼らのアートに会いに行こう。

アーティストコメント

いつかの飲みの席で、謙一さんと「世の中には、消費され尽くされたモチーフやテーマがあるけど、そんな事柄に目を向けたらどうなるんだろう？」という会話をしました。例えば、「机の上の花瓶」「緑生い茂る山」「ファンシーな子猫」なんていう絵は陳腐すぎて、今まで積極的に描こうと思ったことは一度もありません。でも想像してみたら、ああ、ちょっと見てみたいかも……。
－ オオクボリュウ

巨匠たちが描いた部屋の風景。奥のテーブルの上には、花瓶に花が生けてある。その佇まいに妙に惹かれてしまう。こんな想いは、自分だけだと思っていたが、共感してくれるオオクボリュウ君がいた。背景の花瓶を手にとって、よく見てみたい。
－ 宮澤謙一(magma)

Twitter

Facebook