企業やブランドの中でこれまで活用されてこなかった「固有な音」をブランディングのアセットと捉え、音声コンテンツとして展開することで企業とリスナー、若手アーティストとの関係性を生み出していく、全く新しいタイプのブランデッドオーディオレーベル〈SOUNDS GOOD〉が本日ローンチされた。
SOUNDS GOOD
〈SOUNDS GOOD〉は、企業やブランドが持つ 「固有な音」から、「ASMR音源 – 脳や感情に働きかける“気持ちいい音”」を抽出し、リスナーに届けていくことで、企業やブランドとリスナーを繋ぐ新しいブランディングの形を実現する「ブランデッドオーディオレーベル」だ。
第1弾参加企業に、東京ガス株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、ユカイ工学株式会社の3社を迎え、「工業用バーナーの燃焼音」「山手線大塚駅周辺のまちの個性を表す音」「製品プロトタイピングの過程で発生する独特な音」といった、彼らの持つ音アセットを収録したASMR音声コンテンツを〈SOUNDS GOOD〉上で4週にわたり順次公開。
さらに、小林うてな、TOSHIKI HAYASHI(%C)、KSK(MGF)ら3組の気鋭のアーティストが、〈SOUNDS GOOD〉上のASMR音源の心地よさや面白さを音楽的視点から語るほか、この3組に、藤牧宗太郎(citrusplus)、tajima halを加えた計5組のアーティストが〈SOUNDS GOOD〉のコンテンツをサンプリング/アレンジした楽曲を制作、各アーティストのSoundCloudなどの音楽配信プラットフォームで順次公開していくそう。
従来の音楽とは違った表現方法にフォーカスしたレーベルだけに、これからどんなアーティストがフィーチャーされるか楽しみだ。
ASMRとは
Autonomous Sensory Meridian Responseの略。人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、ないし、頭がゾワゾワするといった反応・感覚のこと。ここ数年、この感覚を得られる音源(ASMR音源)がリラックスできる音、集中できる音として動画サイトなどを中心に人気になっている。