今年1月に開催されたサンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、熱狂的な賛辞とともにドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞をW受賞した映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』がついに8月27日(金)、ウォルト・ディズニー・ジャパン配給にて劇場公開される。そしてこの度、1969年のニューヨーク・ハーレムで当時の最先端ファッション&カルチャーをフェス参加者が証言する本作の本編映像が解禁された。

今週末公開『サマー・オブ・ソウル』の本編映像が解禁!

今回到着したのは、誰もが一度は聞いた事のある名曲“ウォーターメロン・マン”を奏でるモンゴ・サンタマリア(Mongo Santamaría)のパフォーマンスを切り取った本編映像。日本でも度々TVCMに起用されており、どこかで聞いたことのある馴染み深い1曲が流れる中で、当時のファッションや流行のヘアスタイルなどが語られる、まさにファッションチェックさながらの貴重な映像となっている。

1969年のニューヨーク・ハーレムでのファッション&カルチャーに迫る!『サマー・オブ・ソウル』の本編映像が解禁 film210824_summerofsoul_1

「厚底の靴やヒップハングのズボンの人もいたわ。流行の最先端だった」と明かすのはフェス参加者の一人、ドリンダ・ドレイク。スーツの人やアフリカンスタイルのカラフルなファッションを着こなす人など、さまざまな世代の来場者がさまざまなスタイルを決めてフェスを楽しむ様子が映し出された映像とともに、当時のニューヨーク、ハーレムの人々を写したと思われるスナップ写真も登場している。

「当時のハーレムはさまざまな黒人ファッションであふれてた」と明かす元テーラーのジム・マクファーランドは「1960年代後半はアフロセントリズムだ」とも明かしており、民族衣装の一つであるダシーキやヘアスタイルのアフロなど、アフリカンスタイルが大流行した様子を語っている。若者の間で流行したオシャレなヘアスタイル“アフロヘア”についてインタビューを受けている当時の映像も残されており、「年配の人たちはへんだって」とハニカミながら応える若い女性の姿も印象的だ。

圧巻のライブパフォーマンスと当時の社会背景はもちろん、カリブやアフリカ、ラテンにキューバなど、多種多様な文化を取り入れながら築き上げられた最先端のファッション・カルチャーまで堪能できる本作。米批評家サイトの「Rotten Tomatoes」で批評家満足度99%、観客満足98%という驚きの数字を叩き出し、2021年最も見逃せないドキュメンタリー映画として、すでに来年度アカデミー賞ノミネートの呼び声も高い作品だ。1969年当時のオシャレなカルチャーにも、ぜひご注目を!

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『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』本編映像<Mongo Style In Harlem>

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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)

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8月27日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか公開

原題:SUMMER OF SOUL (OR, WHEN THE REVOLUTION COULD NOT BE TELEVISED)

監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン

出演:スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デイヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.

北米公開:2021年7月2日(劇場/Hulu同時公開)

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