こんばんわ。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
アタシはQeticさんに10月26日コラムを更新した次の日に「アタシ、週一更新できるように頑張りますわ。」なんて言って今日この日まできてしまいました。

先日、また一つ歳を重ねました。
歳を重ねるたびにどんどん地元や学生の頃に出会った友達に違和感を感じてきます。

みんな「ハイスペ彼氏が〜」とか「30歳までに結婚して妊活が〜」とか言い出します。
アタシはそんな会話にちょっぴり疲れたり、なんだか莫大な違和感を感じて今、アタシがいる生きやすい環境に身を置いています。
きっと、二十代後半から結婚がとかハイスペ彼氏がとか言っていることがもしかしたら正解かもしれない……。

<◯◯◯よりカルチャー>〜メンヘラからサブカル女までの道のり〜 column221117-sheena-4

<◯◯◯よりカルチャー>〜メンヘラからサブカル女までの道のり〜 column221117-sheena-1

できればアタシも結婚がしたい”好きな人と”そして”お互いの好きなところや時期に一緒になりたい”願望はあります。
ただ、自分の生活が安定したいから結婚がしたいから相手を探すとかそういうことは全く思わない。
いや、思うのもそりゃ大いに結構だと思いますよ。

結構、彼氏彼女は一人に絞るべき!とか、BMIは〇〇以下であるべき!とか、女性らしさとはこうあるべき!みたいな社会にうんざりしているから。

アタシはこの先、多様性というものを大事にしていきたい。
今回はこの多様性を噛み砕いて恋愛にスポットを向けて話していきたいと思う。
この恋愛に関してはとってもたくさんファン及び友人のみなさんからもご相談を受けるのでめちゃくちゃ根深い問題なのだなぁと思う。

まず今、大好きな彼氏が冷たい&モラハラなんです!別れた方がいいですか?
な〜んて聞いてくる女子!
人に別れた方が良いですか?って聞くレベルなら絶対別れない方がいいです。

まず、何されても、冷たい言葉を投げられても、殴られても好き!!ということは、それがどんな形でもあなたの心の拠り所である人間です。

あなた自身がボロボロになり夜中裸足でタクシーに乗り込み友人宅まで逃げ出し、夜逃げをするまで向き合うべきだとアタシは思います(経験者)。

<◯◯◯よりカルチャー>〜メンヘラからサブカル女までの道のり〜 column221117-sheena-8

なんっちゅーか、結局恋愛ってバイオレンスな思い出の方がなぜか良い思い出(エンタメ的な意味で)になりますし、聞いてる方も満たされますし、良い曲もかけますし、本来要らない感情(日常生活においてあまり湧かない感情、例えば元カノ殺すとか)そういうものを得れるから本当に傷付けば傷付くだけ良いと思う。

アタシの場合これ以上、傷付くと自害する可能性もなきにしもあらずなので恋愛バイオレンスからは手を引いていますが。
体力のある方は是非どんどん恋愛バイオレンスをしていくべきです。

再生ボタンの”根性焼きのスタンプラリー”っていうのは初めて出来た溺愛していた彼氏に「根性焼きを7つ集めたら結婚してあげるよ。」と、とんでもないドラゴンボールじみたことを言われてできた言葉です。
その当時中学生、恋空を読み過ぎて頭がパァになっていたアタシは「16歳になるまで待っててくれるの?絶対結婚したい。」と言い彼に根性焼きをさせました。
彼は焼きを一個入れた時点でなぜか泣きだし、ヒヨって2個目を入れられなかったし、結婚もしてくれなかった(本当に結婚しないで良かった。見てるか?バカ!!不幸になれ!!アタシの体を傷つけたバツで地獄行き!!礼儀なってない!!)。

など、数多くの激イタ恋愛エピソードを時限爆弾のように抱えています。

一流メンヘラ及び一流ネットストーカーの資格を持っており、彼氏ができるたびに歴代元カノを調べ上げ、元カノの同級生あるいは同じ趣味のネットの友人を装い元カノと近づき、アタシに見せる違う彼の部分に触れてみたり、感じてみたり。
彼氏の過去に行った風俗(これに関しては友人への聞き込み、Twitterの過去の投稿で案外わかるからやってみてネ!!)を調べ上げ泣きながら「アンタがァァア昔、ここに行ったなら、アタシもアンタに不快な思いをしてほしぃからァァアここで働く!!体入する!!もしもし……中野メイドイメクラさんですカァ!!」と、彼氏の目の前で彼氏の遥か昔に行った風俗店に電話して面接の予約を入れるなど(結局、面接にもビビっていけない自分に腹が立ち)殺意が湧いたり、発狂したりして当時の彼氏達と殴り合いのドメスティックな日々を送っていたのです!!!!

しかし、アタシ、しーなはある日気付くのでした。元カノや彼の好きだった女の子、彼の過去に行った風俗嬢へに向ける嫉妬やヘイトは、とてつもなく無駄でエンタメ性がなくただつまらなく、自分がブスになる行為だと……。

これになぜ気付けたかって、それは本や漫画を読む。色んな友人と話して色んな考えや行動パターンがあると知る。多様性というものを知る。否定をしない。共感性を持つ。
これが大きかったかなあ。

漫画ちひろに関しては大きな影響を受けたし、なによりも音楽をつくる→ステージに立つために日々の生活や美に気を遣う→ステージでライヴをする。

などのバンド活動において、(いや……これ普通の女の子できない……じゃん!!)もっと自信を持って生きよう!!生きるべきじゃん!!って思えた。

これは、ステージに立ってるとか立ってないとか別に関係なくて。
自分の中で一つ、誰にも負けないと思える何かを作ればどこに行っても堂々としていられる。
アタシはギターの試演奏でカノンコードや自身の曲のバッキングギターしか弾けなくてもそれが”しーなちゃん”であると誇りに思ってる(練習しなくてはいけない)。

負けない何かは、鬼スライド騎乗位でも、料理でも、乳首撫で回しでもなんでもいいわけ(これに関しては1番金かからないよ)。

アタシは彼の持ってるチンポより彼の持ってるカルチャーや感性に染まりたかったタイプだし、アタシにとっては、中身に深みがある人こそ沼である。
要は人によって心に突き刺さるところは違うのです。

<◯◯◯よりカルチャー>〜メンヘラからサブカル女までの道のり〜 column221117-sheena-2

<<チンポよりカルチャー>>

前の話に戻るのだけれど、彼の行った風俗嬢に嫉妬を抱くなんて超おかしなことで(これも読んだり人と話したりして理解ができたこと)風俗嬢の方達も自分の納得できる生活や収入を得るために働いている。みんな生きるために大変なのだ(自分を含め)何度も言っているけど、生きる上で納得した生活や収入を得るために自分の納得できる(或いは折り合いがつけれる)。仕事に就くのはとっても大変なのだ。
それにあそこはエンターテイメント。ディズニーランド。
彼が1番好きなのは彼女のアナタです!!

元カノもよ。元カノは彼を作ってきた成分表の一つだから受け入れるしかないのです、むしろ「思い出は、綺麗にとっておきな〜」と言える女の方がカッケーのです。
むしろ所詮元カノだから(お互い過去になってるのざまぁみやがれ!ウチらはNOWだっちゅーの!ちゅーか、踏み台になってくれてありまと!!!!)なのです。

友人が恋愛に悩んでいたら是非とも、自分の友人に繋いで色んな会話をしたり漫画や本を読むことを勧めてほしい。
外に連れ出したり、時には文化的な生活をしてほしい。
アタシはそうやって毎度バイオレンス恋愛沼から救われてきたから。

心の平穏を保つことが1番難しく、そして1番大事なことで、無理をしない気疲れをしない相手と時間を共有することが幸せであり心の拠り所であると思う。

そもそも心の拠り所とは何か調べてみたところ、

①心の拠り所=支えてくれるもの、頼みとするところを意味しているらしい。

②どんな時でもブレずに自分を持っているように感じさせるものらしい。

アタシはこの心の拠り所っちゅーものは物凄く極端だと思う。
①と②でいう心の拠り所は全然違う。

①はどちらかというと依存よりなのではないでしょうか。
アタシは依存というものはとても素晴らしいと思う。血が通ってる。素敵だ。ものすごく理想の形である。できれば共依存して生きていきたい。
しかし、依存の先、あるいはそこに一緒にある嫉妬という感情は物凄く醜いものだと思う。
嫉妬という感情を抱くのも向けられるのもものすごく気分が悪い。

そもそも依存よりもなんだか、アタシ達一緒にいると心地が良いね!!何も言わなくても何もしなくても伝わるぜ!!なんだか自然に離れないの!!みたいな黄身と卵白みたいな関係で居たい。

<◯◯◯よりカルチャー>〜メンヘラからサブカル女までの道のり〜 column221117-sheena-6

②はなんだか、理想である。ブレブレなアタシだけれど根本のところではブレないでいたい。
自分自身を持ち続けていたい。

アタシはどこにいても1番だ!という清々しいほど馬鹿みたいな自信をもつ気持ちや想い、立ち振る舞い、自分を持つということが多くの人や近くにいる人、恋人の心をギュッと掴むと思う。

ミッキーマウスの永遠のガールフレンドとして自信満々の笑みを浮かべてるミニーちゃんを思い出してほしい(綿矢りささんの嫌いなら呼ぶなよからの引用)。
ミニーちゃんの立ち振る舞いは見習いところである。

まぁこれも多様性。一概には言えなくこれはアタシの思想。

たくさんガールズバンドが出てきたし、女子4人でバンドをやっている、可愛い子が周りにはたくさんいる、外に出れば可愛い子がたくさんいる、なんだか可愛い戦争だ。不安だ。
彼氏の好きだった人、元カノが憎い、どこがよかったんだ?だけど、やっぱりアタシが1番だと思う。可愛いとか、可愛くないとかの話ではない!!

1番なのである!!

いくら周りが目立とうとしても良いプレイをしてもいい曲を書いても過去にいい思い出があったとしてもアタシが1番なのである。アタシに追いつくはずがない。
それはアタシ自身がそう思っていて、そう思い込める努力をしているからである。

可愛いとかの話をしているんではない、1番という概念の話をしている。
何がなんだかわからないけど1番なのだ!
なんの1番なの?って言われても説明できない!!
自分が1番だと思ったら1番なのだ!かけっこで躓いてビリでも自分が1番おいしい思いをしたぜ、輝いてたぜ、らしかったぜ、と思えば1番なのだ!!

これは大変GOODな発見。

この根拠のない思い込みっちゅーのは生きるうえでとても大事なことだと思うのよ。

アナタは1番よ‼️

ps.この思い込み故にアタシは自分のことがヤリマンでいれてると思い込み経験人数100人超え!と謳ってきたが実際、数えてみると10人も居なかったのだった。

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しーな

東京初期衝動歌手ギターしーなが、ゆるりとサイケな毎日をお送りいたします。

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