山梨県河口湖を拠点にするアーティスト・ラン・レジデンスの6okken、創作前夜にフォーカスした芸術祭『ダイロッカン』を開催｜藤田周と森脇透青を招いた作戦会議など様々なプログラムを予定

山梨県河口湖を拠点に生活／表現活動／施設運営が一体となったアーティスト・ラン・レジデンスを運営する6okken（ロッケン）が2024年3月、1カ月間にわたり創作前夜にフォーカスする芸術祭『ダイロッカン』を開催する。

最終日にはFriday Night Plansによるライブパフォーマンスも

「制作の過程や前段階を作る場所」というコンセプトのもとに、キュレーター／アーティスト／写真家／庭師／編集者など多様なフィールドで活動する14名のメンバーによって構成される6okken。芸術祭は6okken（山梨県南都留郡富士河口湖町大石1073）と森と湖の楽園（山梨県南都留郡富士河口湖町小立5606）の2会場を拠点に実施され、Program-01.観察する・Program-02.生活する・Program-03.共有するの3つのプログラムから構成される。

会期前半には山梨県の文化関係者、東京のオルタナティブシーンの実践者を招き、共に中長期的な山梨／アジアの文化芸術の向かう先について作戦会議を行うべく、研究者・藤田周、森脇透青を招聘。会期中旬に行われる合宿には安齋励應、Astrid Braide Eriksson、Adam Gustafsson、今宿未悠、大上巧真、太田遥月、加藤昌美、Gabi Schillig、 川島大輔、後藤宙、小宮りさ麻吏奈、ソー・ソウエン、豊島彩花、中尾一平、二藤建人、花形槙、三好彼流、 Hyejeong Yunら、分野を超えて国内外から集まった18名のアーティストが参加。VISION・TOUCH・AUDITIONの3グループに分かれ14日間の滞在制作を実施し、会期終盤、フィナーレとなる3月30日と31日の2日間には、そのすべてのプロセスを追体験するパフォーマンスとワークショップが行われる。最終日にはFriday Night Plansによるライブパフォーマンスを予定。ぜひ会場まで足を運んでいただきたい。