とコミックの情報サイト「ダ・ヴィンチ電子ナビ」を中心に結成された電子書籍アワード2013実行委員会は、電子書店の年間売上を総合した独自のランキングをジャンル別に集計した結果、総合ランキング第1位に輝いた人気コミック『宇宙兄弟』を、昨年読者に最も支持された「電子書籍大賞」として決定した。

総合ランキングTOP50の中には、34作品のコミックがランクイン。昨年、テレビアニメや実写映画化でファン層を拡げた『宇宙兄弟』や、同じく昨年、連載25周年を迎えた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、劇場版が興業収入58億円を超える大ヒットを記録した『テルマエ・ロマエ』など、大人向けの人気コミックが映像化などを契機にいわゆる“大人買い”され上位を独占する結果に。

小説部門でも、テレビドラマ化された『ストロベリーナイト』ほかの姫川玲子シリーズや『悪の教典』、映画化された『天地明察』、『のぼうの城』といった作品が人気を集めた。

この他にも、ダ・ヴィンチ電子ナビ特設ページでは、総合TOP50ほか部門別ランキング「特別賞」、「優秀アプリ賞」、「読者賞」、電子書籍大賞を受賞した小山宙哉さんのインタビューなどを掲載している。

以下、『宇宙兄弟』著者・小山宙哉さんによる受賞コメント。

「僕はまだ電子書籍になじみが薄いので、みんな電子書籍で読むのか!とちょっと驚きました。でも、電子書籍は簡単に持ち運びできるので、常に購入者の傍らに『宇宙兄弟』があるってことになりますよね。それはとても嬉しいです。今回受賞させていただいて、僕も電子書籍を試してみたいと思いました。便利だし、ハマるかもしれないです。ポテトチップスを食べながら読んでも、ページに油のしみも付かないですしね(笑)」