バンドマンなら一度は<フジロック・フェスティバル>など大型フェスティバルでの出演を夢見たことはあるでしょう。Qeticのキャラクター、アイツもその1人。掃除するモップをギターに見立て、一人大きなステージでプレイする様子を脳内変換――「いつか僕のバンド“ザ・アイツズ”も大歓声を浴びたい」――。
<ナリタイ スター ニ! スーパー クール ニ! |
でも、アイツは曲を作ったことがありません。肝心な楽曲が無いと、アイツのバンド「ザ・アイツズ」はいつまで経っても出演なんて夢のまた夢、夢見ている間にお爺さんになって死んでしまいます。
そこで思い立ったアイツは制作の過程を学んでいくことにしました。が、文字だけではイマイチよくわからんということで、制作過程をよりわかりやすくするため、ダンス・ロック・バンドMop of Headが新作からの1曲“C”をQeticに特別提供してくれましたー! アーンド併せて制作秘話も教えてくれたのでそちらもチェック★
今回はステップ②プロプロダクション! 夢見るバンドマン達よ、曲作りの過程を追ってアイツと一緒に大きな舞台を目指そうゾ!
ステップ② プリプロ
プリプロダクション(=通称:プリプロ)とは、曲構成やアレンジ、キーの高さなどを確認をするため、本番のレコーディングに入る前に簡易的にレコーディングを行うこと。
それでは、デモ音源と一緒にプリプロダクションの音源を聴き比べてみてください。スピード感が倍になり、楽器それぞれが以前と違うアレンジになっていることがわかりますよ!
最新版デモ音源
プリプロダクション音源
もっとわかりやすくシリタイ!!! そんなあなたはアイツ流例えをチェック!
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「プリプロ ハ 料理 ダト レシピ 考エル」
=プリプロは、持ち寄ってきた具材からどんな料理が作れるのかレシピを組み立てること。例えば、じゃがいも・玉ねぎ・人参・豚肉・マサラスパイス・カレールー・お米が揃っていたらどんなレシピが作れるでしょうか? シチュー? 肉じゃが? それとも・・??
制作のウ・ラ・ガ・ワ
制作過程には何かしらのエピソードがあるハズ・・・ということで聞いてみました!
ウラガワ①
今回制作過程を追っている“C”についてMop Of Headメンバーから証言を入手!
Q. “C”デモが完成した時のエピソードって何かある? |
A. 結成した当初、当初はデモ音源もなく、ただただ…ライブをやっていただけで結成して3年目(だったかな?)くらいに倉持が加入してから、さすがにライブ用に物販CDくらいは作ろうか…といった感じで初台のリハーサルスタジオの一発録りだった記憶があります。渋谷屋根裏のスタッフさんに手伝ってもらいました。 [by George(Machine)]
ウラガワ②
オリジナルの楽曲がリリースされていない状態で、“C”のリミックスを手掛けたDJ2人が当時を語る!
Q. 実際未発表の音源をリミックスするにあたっての感触や何かしらの違和感みたいなものは感じた? |
A. 違和感はさほど…(笑)。実際海外のバンドとかが発売前の曲をクラブDJにリミックスさせる感覚に近いかなと思いました。現場でmix聴いて後から原曲知って、なるほど! みたいなね。 [DJ RAYMOND(The SAMOS/mold/THE SIKANDA)]
とにかく原曲が好きだったのでこれをどう料理しようか考えるのにワクワクしました。原曲もすぐにリリースされるのかなと思ってたので、こんなに出なかったとは。。(笑) [Takeru John Otoguro(TCY RADIO)]
Who Is Mop of Head?
新人でありながら、<FUJI ROCK FESTIVAL’11>前夜祭や、<COUNTDOWN JAPAN11/12>といった大型フェスに出演し、観客を興奮の渦に巻き込んだダンス・ロック・バンド。「人間が限界の状況で奏でるループが生み出す歪み、そこから生まれる快感」を追求すべく、同期系機材やループを一切使用しない・・・そんな徹底したスタイルを貫き通すことで生み出されるダンサンブルで聴き込むほど味の出る完成度の高い楽曲が注目を集めている。2ndアルバム『Breaking Out Basis』は5月8日(水)にリリース予定。
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