Report:ABARTH 展示会

ABARTH 展示会&プレミアムショーケース
2014.02.22(SAT)、23(SUN)@東京ミッドタウン ガレリアB1F アトリウム

2月22日(土)、23日(日)の2日間、ABARTH(アバルト)のプレミアムイベントが東京ミッドタウンにて行われました! アバルト4車種の展示とブランドヒストリーのパネル掲出に加えて、音楽とのコラボレーションを実施。その内容とは2組の豪華ミュージシャン、AzumiとSchroeder-Headzによるスペシャルライブです。アーバンタウン六本木にクルマと音楽のアンサンブルが響き渡った、魅惑の2日間の模様をレポートとしてお届けしましょう!

昨年の<AUTOCAR JAPAN FESTIVAL>におけるライブに引き続いて、Azumiとアバルトのコラボレーションは今回で2回目となります。この日も前回と同じくキーボーディストのSWING-Oを迎えたデュオ編成。“流れ星〜威風堂々〜”、“LIFE IS MUSIC〜I Got Rhythm〜”、“時をかける少女”とクラシック、ジャズ、ポップスのスタンダードナンバーが続き、彼女の活動を知らなくても、耳馴染みのあるフレーズと透明感あふれる歌声に、道ゆく人たちの足が止まります。Wyolica時代の代表曲の1つ、“ありがとう”を届けてライブは終演。と思いきや、MCの熱いリクエストから、予定になかったアンコールに応えてくれました。リハーサル無しで歌い上げたのはWyolicaの“シェルター”。不意打ちをものともしないステージングは流石! 大きな拍手と温かな雰囲気に包み込まれながら、ライブは終演を迎えたのでした。

【レポート】Azumi、Schroeder-Headzが登場したABARTH展示会に潜入! Schroeder-Headzにインタビューも遂行! art140303_abarth_azumi_1882-1

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2日目はSchroeder-Headzが登場。普段のライブはキーボード、ベース、ドラムによるトリオ編成ですが、この日のライブは、本邦初公開となるソロ編成が披露された記念すべき瞬間でもありました。『Synesthesia』収録曲の“Petal”を一人で再現する新たな試みから本編はスタートします。続けて演奏されたのは代表曲の“newdays”! リズミカルに刻まれるメロディアスな旋律は極上のトリップミュージックです。圧巻だったのは、昨年末にミニアルバムとしてリリースされた“Sleepin’Bird”のパフォーマンスでした。アルバムにはL.E.D.、NUMB、Shing02、Serphによるリミックス4曲が収録されていますが、この日はなんと! それぞれのリミックスを1曲にマッシュアップした特別バージョンを披露してくれたのです! 最後は『Synesthesia』から“Blue Bird”を演奏し、全4曲を通じて新曲、代表曲、リミックス曲を網羅。自己紹介として鮮烈な印象を残すには十分すぎる素晴らしいライブでした。

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続いて展示会場の様子をご紹介しましょう! ミッドタウンのショッピングエリア「ガレリア」に位置するアトリウムは、3層吹き抜けの気持ちいい大空間! 一面ガラス張りの広々としたスペースは、芝生広場を見渡すことができます。

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ガラス越しに自然光が降り注ぐスペースに展示されたアバルト4車種は、500MTの右ハンドル・左ハンド両モデル、595 Competizione、595C Turismo。

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会場内ではアバルト正規ディーラーでの試乗の申込み受付が実施されていました。申込者の姿がコンスタントに続く様子を見ると、早くもアバルトのシンボルであるサソリの毒が身体にマワってしまった様子ですね。

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アンケートに回答するとアバルト ヒストリー ブックが、試乗申込者にはスコーピオンロゴ入りのマグカップがプレゼントされました。

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アバルトのエレガントで艶のあるエクステリアと配色にもこだわりが溢れるインテリアは、お客さんをゾクゾクと引き寄せます。スコーピオンのエンブレムをカメラや携帯電話で撮影するシーンは、もはやアバルト展示のテッパン風景ですね。

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「サソリ座マエストロが遺した佳作たち」と題されたヒストリーパネルでは、ブランド創設の1949年から1990年代に至る輝かしいレジェンドが、シンボリックなトピックスとともに紹介されていました。アバルトビギナーにとっては、ヒストリーブックと合わせて最適な入門資料となっていたようです。

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こうしてプレミアムイベントは大盛況を博して終了! クルマと音楽のコラボレーションはどちらのファンに新しい価値観を提供する機会ですが、今回のアバルトとミュージシャンたちによる競演は、会場を訪れた全ての人たちの脳裏に深く刻まれる、忘れられないショーケースとなりました。今後はどんなミュージシャンたちとのタッグが待っているのでしょうか…ゴクリ。次回の開催が早くも楽しみでなりません!

text by Shota Kato[CONTRAST]
photo by 横山マサト