クラブとクラブカルチャーを守る会(Club and Club Culture Conference/以下:CCCC)の会長を務め、渋谷の街を中心にナイトカルチャーのマナー向上に尽力しているDJ・アーティストのZeebraが、 訪日外国人の増加や風営法改正の6月の施行の動きを踏まえて、区内ナイトビジネス・カルチャーの整備・活性化を目的に、一般財団法人渋谷区観光協会(事務局長 金山淳吾/所在地:渋谷区道玄坂1)がこの度新設した“渋谷区観光大使・ナイトアンバダサダー”に任命されたことが4月20日に発表された。

CCCC会長、Zeebraが”渋谷区観光大使・ナイトアンバサダー”就任! zeebra_ph780

なおZeebraは、4月22日(土)、23日(日)にオランダ・アムステルダムで世界初開催となる<第1回ナイトメイヤー(夜の市長)世界サミット>に招聘され、記念スピーチを行うことも決定している。これに先駆け、4月21日(木)には、渋谷のラジオ「渋ラジつながる部」(87.6MHz FM 10:00よりOA予定)に出演し、ナイトアンバサダー就任コメントやナイトメイヤーサミットへの意気込みを語る。また、世界28カ国の“夜の市長”が集まる第1回ナイトメイヤー世界サミットの模様は、『PLAY DIVERSITY SHIBUYA』のFacebook内にてレポートも掲載される予定だ。

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渋谷区ナイトアンバサダー就任の経緯と今後の予定について

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日本政府・観光庁による訪日旅行促進事業や2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みを背景に、近年の訪日外国者数は右肩上がりであり、今後もさらなる増加が予想されます。国内では観光立国として新たなニーズに応える必要性が出てきており、そのひとつに今年6月23日より施行される改正風営法に応じたナイトビジネスの全体整備が挙げられています。一方世界に目を向けると、社会・文化・経済各側面における発展を目的に都市のナイトカルチャーの規制・ルールについて市長にアドバイスを行う自治体公認の“夜の市長”であるナイトメイヤーが2002年にアムステルダムで誕生し、現在世界各国で同制度が導入されています。

CCCCでは、邦人外国人問わず渋谷に訪れるすべての人々にとって、より一層渋谷の魅力を高めていきたい目的から、改正風営法改正施行を前に、同じ想いを共有する渋谷区観光協会との連携を開始。これまで“PLAYCOOL”をキャンペーンコピーに掲げ、早朝ゴミ拾い等各種活動を通じて渋谷のナイトシーンにおけるマナー向上に努めてきたZeebraが任命されました。今回初開催となるナイトメイヤー世界サミットへの出席を皮切りに、新たなプロジェクトを仕掛け活動していく予定です。具体的な活動詳細については、後日正式にお知らせいたします。この活動を盛り上げていくことで、日本初のナイトメイヤーの誕生も目指します!

PLAYCOOL Campaign Movie Zeebra Ver.

“夜の市長”ナイトメイヤーとは

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2002年にアムステルダムで発足し、「夜の市長」として活動するボランティアの役職。アムステルダム市長公認の役職であり、ナイトカルチャーを社会的・文化的・経済的側面から発展させることを目的としており、クラブ運営等深夜営業産業における規制・ルールを市長にアドバイスし、安全に楽しめる空間作りを行う活動を行う。

現在、世界各国でナイトメイヤー制度が実施されており、2016年4月22ー23日、オランダ・アムステルダムで世界初開催となる<第1回ナイトメイヤー(夜の市長)世界サミット>を開催。世界28都市のナイトメイヤーが参加予定。

クラブとクラブカルチャーを守る会 PLAYCOOL Night Mayor Summit – Nachtburgemeester Amsterdam

edit by Mako Masaya