2016年にCAF賞に入賞、翌年に「レオナルド・ディカプリオファンデーションオークション」に最年少で参加し、2018年にはForbes JAPANの「30 UNDER 30」に選出されるなど、国内外で注目されている若手アーティスト、井田幸昌。この度、彼の代表的な作品約150点が収録された国内初の作品集『YUKIMASA IDA: Crystallization』が、美術出版社より刊行されることに。

井田幸昌の作品集が美術出版社より刊行決定

井田が一貫して取り組んできた作品のメインコンセプトは“一期一会”。今作では、「二度と出会うことのない“今”という瞬間、生きて出会う事象を、自身のフィルターを通して残したい」と話す井田の、人物画、抽象画、彫刻作品など幅広い活動が紹介されるほか、10メートルを超える未発表の大作『箱庭 −創造的な寓意−』が折り込みで収録される。

アンディ・ウォーホルの肖像画などを描く井田幸昌の作品集が美術出版社より刊行決定|井田「生きて出会う事象を残したい」 art200514_crystallization_4-1920x1348

アンディ・ウォーホルの肖像画などを描く井田幸昌の作品集が美術出版社より刊行決定|井田「生きて出会う事象を残したい」 art200514_crystallization_3-1920x1347

アンディ・ウォーホルの肖像画などを描く井田幸昌の作品集が美術出版社より刊行決定|井田「生きて出会う事象を残したい」 art200514_crystallization_5-1920x1350

アンディ・ウォーホルの肖像画などを描く井田幸昌の作品集が美術出版社より刊行決定|井田「生きて出会う事象を残したい」 art200514_crystallization_6-1920x1353

そして、200部限定で制作される特装版は、井田が描きおろした2.9×6.4mの油彩作品が表紙になるスペシャル仕様となる。キャンバスに描きおろされた作品を200分割し、各ピースを表紙として製本することで、すべてが異なる外観で、まさに作品そのものとなっている。こちらに加え、リコーの協力で製作されたプリント作品『Portrait』と、表紙作品の全図が掲載されたポスターがセットとなり、特設サイトでの抽選申込みが6月2日(火)よりスタートする。

今年30歳を迎えた井田がスターダムに駆け上がった20代の画業を、大判サイズで贅沢に堪能できる一冊。その作品世界を贅沢に堪能しよう。

アンディ・ウォーホルの肖像画などを描く井田幸昌の作品集が美術出版社より刊行決定|井田「生きて出会う事象を残したい」 art200514_crystallization_2-1920x1345

また、銀座・蔦屋書店では、6月2日(火)~6月30日(火)の期間で、表紙作品200点を一堂に集めた展覧会<Crystallization>が開催される予定だ。会期変更の可能性もあるとのことなので、詳しくはHPをチェックしていただきたい。

INFORMATION

YUKIMASA IDA: Crystallization

アンディ・ウォーホルの肖像画などを描く井田幸昌の作品集が美術出版社より刊行決定|井田「生きて出会う事象を残したい」 art200514_crystallization_1-1920x2692

2020年6月2日(火)

通常版
¥10,000(+tax)
仕様:284ページ/364×259mm/並製、シュリンク掛け(カバーなし)

特装版(200冊限定)
¥300,000(+tax)
内容:特装本(284ページ/364×259mm/描きおろし表紙)、プリント作品(227×158mm、10色・20エディション)、表紙全図ポスター(1070×486mm)

著者:井田幸昌
発行:美術出版社
販売店舗:全国書店、オンライン書店
「銀座 蔦屋書店」、「OIL by 美術手帖」の2店舗ではサイン入り本を限定販売

詳細はこちら

特設サイト

銀座・蔦屋書店 HP