2013〜2014年、日本とスペインで開催される<日本 スペイン交流400周年>文化事業の特別企画として、2014年7月12日(土)〜9月7日(日)まで、六本木・森アーツセンターギャラリーにて<特別展 ガウディ×井上雄彦 ─シンクロする創造の 源泉―>が開催される。また、展覧会の特別ロゴも公開された。

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アントニ・ガウディ(1878年頃)
Foto: Audouard & C.ª, Barcelona 
© Institut Municipal de Museus de Reus

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井上雄彦
©I.T.Planning、 日経BP社
(写真:川口忠信)

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19世紀〜20世紀にかけてバルセロナを中心に活動したアントニ・ ガウディは、1882年の着工以来、今も作り続けられているサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサ・ミラなど、数々の独創的な作品を遺した。そのどれもが唯一無二の存在感を放っている。彼のインスピレーションはいったいどこから湧いてきたのだろうか? 本展覧会では、スペイン・カタルーニャ工科大学の監修のもと、素描、設計図、模型、家具等ガウディの偉業を紹介すべく、 貴重な資料約110点が展示されるとともに、『SLAM DUNK』 『バガボンド』『リアル』など国民的な人気漫画作品の作者、 井上雄彦が資料だけでは伝えきれない“人間・ガウディ”像を鋭い観察力と創造力で描き、表現する。日西が誇る、異なる文化を代表する2人のアーティスト、アントニ・ガウディと井上雄彦による、時空を超えた稀代のコラボレーション展が、この夏六本木で実現される。

井上雄彦 ≪トネット≫ 2013年 ©I.T.Planning

また、本展では井上雄彦氏により作品が描き下ろれる。まず描かれたのはガウディの少年時代(上画像)。トネット(Tonet)とはガウディの当時の愛称。バルセロナの南に位置する田舎町で生まれ育ったガウディはどのような少年時代を過ごしたのだろうか。昨年12 月には<日本スペイン交流 400 周年事業>の親善大使に任命され、スペインとも縁の深い井上氏がこれから創りだすガウディ・ ワールドにぜひ期待しよう。

Event Information

特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-
2014.07.12(土)〜09.07(日)@六本木・森アーツセンターギャラリー
主催:東映、テレビ朝日、朝日新聞社、森アーツセンター
協力:バルセロナ工科大学ガウディ研究所、サグラダ・ファミリア建設委員会 、聖家族贖罪教会文書館 ほか