文化の根幹「コメ」をテーマに。佐藤卓氏、竹村真一氏ディレクションの企画展＜コメ展＞が開催！

「コメ」それは日本人にとって日々の生活に欠かせないものです。コメを中心とした食文化を深めつつ、稲作の歴史とともに様々な文化が発展してきた日本ですが、食としてのコメ以外の姿を皆さんはどれほどご存知でしょうか？　そんなアナタに必見の企画展＜コメ展＞が2月28日（金）より、21_21 DESIGN SIGHTにて開催されます。

私たちが食べるお茶碗一杯には約3,000粒がおいしく封じ込められ、その一粒一粒にはこれまで「コメ」づくりに携わってきた人々の弛まぬ努力や工夫と、膨大な地球のエネルギーが蓄積されています。そして稲の住む水田は、様々ないきものの生態系を受け入れ育むとともに、水害を防ぐ貯水機構や温暖化を抑える調温装置として、今も昔も自然のサイクルを支えています。本展ではその緻密な環境システムにこそ学ぶべきデザインのヒントが数多く秘められていると考え、「コメ」を知る事で未来を切り開く多くの「糧」をもたらすと言います。激変する地球環境とライフスタイルや価値観の転換期をむかえ、主食としての「コメ」の位置づけも揺らぐなか、文化の根幹をなす「コメ」のありようを新鮮な目で見つめ直す展示会です。

ディレクターには21_21 DESIGN SIGHTディレクターでグラフィックデザイナーの佐藤卓氏と文化人類学者の竹村真一氏。異なるバックグラウンドを持ちながらも、同じ行き先を見つめる2人のディレクションによる＜コメ展＞、必見です！

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