第2試合 準決勝（拳王 vs ダゼー・ファンク Jr.）
続いてはいよいよ僕の出番。リングの上では100％敵わないので、せめてカレー対決では拳王さんに勝ちたいところ。意気揚々と闘いのゴングを待ちました。
早速1口目を食べて衝撃。さっきの林さんと室田さんもそうでしたが、人って想像を超える辛さに襲われると脳内がフリーズするんですね。思考が回復するまで10秒ほどかかりました。それにしても拳王さんの食べる勢いはすごかったです。ストンピングと鶏肉への関節技でジワジワと攻めていく僕の木戸修式の食べ方に対して、拳王さんは全体的に混ぜて混ぜて、その後は必殺技の羅喉と蹴暴を連発ですよ！ 開始早々で一気に差がついてしまいました。
（やばい、カレー対決で勝てなかったら僕は何も拳王さんに勝てない……）そう思った僕はなぜか襲ってくる手の痺れに耐えて必死に追い上げたのですが、拳王さんは途中でスプーンを置いて涼むくらいの余裕っぷり。最後に木戸クラッチで勝とうと思っていた僕の追い上げも虚しく、拳王さんの勝利となりました。
第3試合 決勝（拳王 vs どさんこ室田）
準決勝を勝ち抜いた拳王さんとどさんこ室田さんの対決。2人とも前対決の食べる勢いがすごかったのと、決勝は辛さが15辛に増えるのも見どころです。
試合開始早々、拳王さんの様子を見るどさんこ室田さん…ちょっと室田さん！ 最初に混ぜる作戦パクってるじゃないですか！ 本家後藤さんは絶対そんな事やらないぞ（笑）。両者ある程度混ぜ終わったところで早速15辛のカレーを1口。
どうやら15辛は、10辛を食べた後でも想像がつかないほど辛かったようです。室田さんの表情が4コマ漫画のように変わっていきました（笑）。
しかし、決勝の室田さんの気迫はすごかった！これがライガーさんがよく解説で言ってる「もう意識ないですよ！気持ちで闘ってますよ！」というやつなんでしょうか。初戦以上に羅喉と蹴暴を連発する拳王さんを更に上回る勢いで15辛のカレーを見事にたいらげた室田さん、完食したお皿を置いてひと言。
「G1のGは、後藤のGじゃぁーーーーーっ！！！」お決まりの名言と後藤洋央紀ポーズで勝利を締めました。という訳で今回のチャンピオンは室田さん！本当におめでとうございます！！ しかし、僕は次回のリベンジに燃えていますよ。マスクつけたまま集中してカレーを食べられる様に、口が開いたタイプのオリジナルマスクを注文しつつ、応急処置としてアトランティスの応援マスクを購入しました。ぜひ、挑戦権利証を僕に！！
いつもの試合大会レポと違ったレポートコラム、いかがでしたでしょうか。僕は、初めて自分のコラムに自分が登場して変な感じでした（笑）。次こそは拳王さんを倒してチャンピオンに挑戦したいと思います。
不知火カレーが食べられるグリドルズ・バー Tokyo 赤蔵はこちら！
通常の辛さの不知火カレーは本当に通いたくなる美味しさなので、ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね。運が良ければ丸藤さんに会えるかも！？ 次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。
