先日、両国国技館で行われた全日本プロレスの大会に行ってきました。約6時間にも及ぶ大きな大会だったんですが、本当に全カード素晴らしい試合! 今の全日本プロレスは若手が急激に伸びているし、大御所がしっかり存在感を出しているし、ものすごく見応えありますね。そしてこの大会は、なんと我らがドリー・ファンクJr.パイセンも出場されたのです! ドリー・ファンクJr.パイセンが入場された時は、一瞬思わず立ち上がってしまいました。試合がすごく多いのでいくつかピックアップしてのレポートになりますが、今回は全日の両国大会レポートでボンバイエしたいと思います! それではいってみましょう!
開始前 スルースキルズパフォーマンス
ロンブーの田村淳さんがプロデュースの「罵っていいアイドル スルースキルズ」。全日本プロレスの応援大使として、よく大会前にパフォーマンスを盛り上げてくれています。僕も全日の大会で初めて見たのですが、今ではスルスキのパフォーマンスが無いと物足りなく感じてしまうようになりました。あと、パフォーマンスももちろん素晴らしいですが、セカンドロープやトップロープに登ってる彼女たちが羨ましくて羨ましくて(笑)、僕もいつか登ってみたい……。
第2試合 スペシャル6人タッグマッチ
SUSHI、菊地毅、井上雅央vs 梶トマト、田村和宏、佐野直
SUSHIと梶トマトの入場パフォーマンスでは、スルースキルズも一緒にダンスを披露しました。僕がすごくおもしろかったのが、SUSHI選手のパフォーマンスで場所取りすぎて、大先輩の菊池さんと井上雅央さんがリングに入れなくなっていたこと。大先輩もタジタジでした。
それにしても菊池さんの鬼気迫る表情はすごいですね!僕は子供の頃から菊池さんの試合を見ていますが、気迫は昔の何倍にもなっている気がします。
試合は田村和宏選手がミノルスペシャルでSUSHI選手から勝利。序盤から盛り上がったタッグマッチとなりました。
第4試合 スペシャル8人タッグマッチ
ドリー・ファンクJr.、チャボゲレロ、ウルティモドラゴン、TAJIRIvsザ・グレート・カブキ、西村修、吉江豊、木髙イサミ
大御所レスラーのオールスター戦となったこの試合、昭和からのプロレスファンにはたまらないメンツですよね。次々と大御所たちが入場していき、カブキさんのヌンチャクパフォーマンスが終わっていよいよ……。
きました!! ドリー・ファンクJr.パイセンきました!! 御歳75歳のドリーパイセンはテーマ曲も昔と変わらずかっこいいし、リングに上がっても鞭を振り回す姿が素敵でした。しかし、みんなドリーパイセンに対しても容赦なく攻撃を仕掛けていきます。カブキさんはおもいきりアッパーブローを打ち込むし、西村修さんもドリー・ファンクJr.の十八番「スピニングトーホールド」をかけていったし、僕は本当にこの瞬間を見れて感無量でした。試合はドリーパイセンが一瞬の隙を見て西村修を首固めに丸め込み、スリーカウント。さすがの展開でした!
第6試合 スペシャルタッグマッチ
秋山準、ケンドー・カシン vs 大森隆男、征矢学
こちらもテンション上がらずにはいられない組合せのタッグマッチ。常に不穏な空気を醸し出している秋山準社長とカシンのタッグ vs 先日の世界最強タッグで見事に優勝した大森隆男と征矢学のタッグ「GET WILD」の復活試合でした。
試合は秋山・大森・征矢の3人に関してはバチバチの肉弾戦、そこにテクニシャンのカシンがいつもの様に相手のペースを抜群のセンスで乱していってました。GET WILDのペースになろうとしたその時、カシンが場外から椅子を持ってきて征矢を一撃。すぐにその椅子を大森にパスしてあたかも大森が殴ったかの様に見せかけ、相手の仲間割れを誘って秋山・カシン組が一気に試合を決めました。誤解したままの征矢は試合後も大森に攻撃を加え、乱闘に。やっぱり相手を翻弄するこの辺のテクニックは、昔からカシンの十八番ですね。さすがのひと言でした。