皆さまこんにちは! ここ最近はインタビューが多くなっていたみちくさボンバイエですが、今回は久々にオリジナルのコラムを書かせて頂きます。いや、決してサボってたわけではなく・・・すいません!!
子どもの頃、いつもプロレスラーの真似をして遊んでいた僕。コスチュームやマスクをダンボールや布の切れ端で作っていましたが、よくやっていた事の1つに「顔のペイント」がありました。最近は昔に比べると少なくなってしまったペイントレスラーですが、僕は幼少の頃からペイントレスラーを見るとワクワクが倍増するんです。その感覚は今でも変わっていないと思います。そして、先日ハロウィンのコスプレで「グレートムタになりたい」という女子がいて、2018年1番キュンとしました(笑)。
ということで、今日は僕が絵の具でペイントを真似していたレスラーを中心に、久々のボンバイエをしていきたいと思います。それでは、いってみましょう!
スティング
小学生の僕が1番なりきっていたペイントレスラーがこの人。当時アメリカでトップスターだったスティングは、時々海を渡って新日本プロレスに参戦してくれました。新日のトップレスラー達と名勝負を繰り広げるスティングに、少年の僕には感動の連続だったのを今でも覚えています。190cm以上の長身にマッチョな体格、それなのにものすごく身軽で動きが早く、驚異の運動神経でジャンプ力の高さにも驚きました。そしてもちろん、最高にかっこいいペイント!!今見ても本当に華があるペイントと立ち振る舞いですね。このペイントをいつも真似して、家の中でスティングのように「Wooo!」と叫んでいると、驚いた母親が「な、何!?」と部屋に入ってきたことがありました(笑)。
まずは、そんなスティングの試合をまずはご覧頂きたいと思います。170kgのベイダーを軽々と投げ飛ばすパワーにも注目です!
Sting vs. Vader: Starrcade 1992
グレート・ムタ
ペイントレスラーと聞いて、このレスラーが1番に思いつく人も多いでしょう。僕がスティングの次に真似をしていたレスラーはこの人、グレート・ムタでした。真っ向勝負を繰り広げる四天王プロレスから入った僕は、グレート・ムタの独特の世界観や、反則技で相手を巧みに翻弄するスタイルに夢中になりました。自分で鏡を見ながら書くので「忍」の漢字が逆になってるところまで、少年なりのこだわりでちゃんと真似してました(笑)それでは、グレート・ムタがアメリカでデビューした時の映像がありましたので、そちらをご紹介したいと思います。
18-3-1989:The Great Muta’s NWA/WCW debut
グレート・ムタといえば、当時の新日本プロレスのリングアナ、田中ケロさんの入場コールも独特でかっこよかったですね。ムタの時だけは「〇〇の入場です」ではなく、「見参!」という表現になったり。「差し上げましょう地獄からのお年玉」「首、掻っ切って見せます」「恐怖の悪魔がよみがえる。邪道とやら、地獄へお戻しいたしましょう」など、とても印象的なコールばかりでした。それでは、スティングとムタの夢のような対決をご覧いただきたいと思います。
Sting vs. The Great Muta: WCW/NJPW Supershow 1991
ロード・ウォーリアーズ&ヘルレイザーズ
アメリカからやってきた、アニマル・ウォーリアーとホーク・ウォーリアーのタッグチーム「ロード・ウォーリアーズ」は本当に衝撃的でした。人間離れしたパワーで圧倒的な強さを見せつけたファイトは、まさに向かうところ敵なしといった感じで、ハルク・ホーガンやランディ・サベージなどのスターと共に、当時良く言われていた「アメリカンプロレス」という言葉の象徴だったと思います。そしてまた、この2人のペイントが本当にかっこよかった。その後、アニマルの代わりに声がかかった佐々木健介さんが、パワーウォーリアーと名乗り結成された「ヘルレイザーズ」も無敵のチームとして猛威をふるっていましたね。僕は特にホーク・ウォーリアーのペイントをして、舌を出して相手を挑発するムーブを真似していました。
今日は朝から、子どもの頃真似してたムーブシリーズを観てます。1番真似してたのはホークのこれかも。#ホークウォーリアー pic.twitter.com/Q6c7xxNcGy
— ダゼー・ファンク Jr. (@dazeyfunkJr) 2018年10月20日
それでは、衝撃的な来日を果たしたロード・ウォーリアーズがジャイアント馬場&渕正信組と対戦した試合と、おまけ動画として、バラエティー番組でヘルレイザーズが芸人のラッシャー板前さんと対決した動画をご覧頂きましょう。ロード・ウォーリアーズの入場曲に使われているブラックサバスの「Iron Man」も、これから何が起こるんだろうというワクワクを倍増させてくれますね。
1985 3 11 姫路 ロードウォリアーズ 初来日 第二戦 VS 馬場 渕
Road Warrior Hawk comedy match on a beach?!
白使
すごく真似したかったけど、子どものペイントレベルでは絶対に真似できなかったのが、白使(新崎人生)選手の上半身に書かれた般若心経。小学生の頃、この謎に包まれた世界観に憧れて体中に漢字を書こうとしたことがあったんですが、無理でした(笑)大人になった今、誰かのコスプレをする機会があれば、ぜひ白使をやってみたい気がしますね。芸術的な上半身のペイント、どうぞご覧ください。
AJPW – Hakushi, Kenta Kobashi & Jun Akiyama vs Johnny Ace, Road Warrior Animal & Hawk
丸藤正道
普段はペイントレスラーではないので「えっ!?」と思われた方もいるかもしれませんが、以前丸藤選手が内藤哲也選手とタッグを組んだ時、体に描いていたペイントがすごくかっこ良くて、個人的にはずっと印象に残ってるんです。ですので、敢えてここで紹介させて頂きました。丸藤&内藤 vs. KENTA(現:ヒデオ・イタミ )&田中将斗という、夢のような名勝負をご覧ください。
NOAH – Tetsuya Naito & Naomichi Marufuji vs KENTA & Masato Tanaka
いかがでしたでしょうか。他にもペイントの先駆けとも言えるカブキさんや、外国人ではアルティメット・ウォーリアーやかなり特徴的なペイントのゴールダスト、女子ではアジャコングさんやブル中野さん、花月さんなど紹介したいペイントレスラーがたくさんいるのですが、それはまた次の機会に。
次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。