最も華やかだった、PREMIUMのアフターパーティー
最も華やかだったのが、<ベルリンファッションウィーク>のメインエキシビジョンでもあるPREMIUMのアフターパーティーである。ラグジュアリーなイベントスペースPrince Charlesでは、4日間に渡り、ファッションウィークのオフィシャルパーティーが開催されており、この日は完全招待の関係者のみを招いたクローズドなパーティーとなった。ウィスキーやリキュールメーカーを協賛に、10種類以上ある本格的なカクテルメニュー、ビールなど全てフリー、クロークもフリー。会場前は、タクシーを乗り付けてやってきた多くのファッショニスタたちで華やかな行列が出来、そこら中で撮影のフラッシュが光る。Berghain前のタクシー行列とエントランス行列とは全く違うドレスとヒールが作り出す列は、<ファッションウィーク>でしか見られない光景だろう。音を求めている時とはまた違う興奮と刺激を得ることが出来た。
音に関しては、申し訳ないが全く好みでなかった。テクノの街ベルリンでは珍しいダンスクラシックやレゲエがかかり、別フロアーではずっと上がりっぱなしのハウスで疲れてしまった。バーやラウンジでお酒を飲みながら語らう方が、いろんな人とコミュニケーションが取れる良い社交場となる。いつしかほとんど行かなくなってしまっていた東京のパーティーを思い出し、懐かしくなった夜でもあった。