前回、現地レポートをお届けした<BERLIN FESTIVAL 2015>から、今回は来場者、関係者、出店者など様々な人々をキャッチ! 多種多様なベルリンのフェスとあって、来場者もとてもインターナショナル!
会場内に設置された生花を無料で提供しているブースで、作ったリースを頭に付けて嬉しそうに踊る美女たち、同じように頭に付けた男性の姿も多し! さすがはゲイシティーベルリンである。全てのカルチャーにおいてユニセックスであり、美しいものは男女共有が当たり前。
アシンメトリー、ツーブロック、金髪の斬新ヘアスタイルに、全身BLKのレイヤードスタイルでキメた集団はRichie Hawtinのファン。一番奥に設置されたテクノステージELEKTRONISCHE WIESEでは、森林が生茂る緑豊かな場所でありながら、極悪なミニマルテクノに激しいスモークが焚かれ、踊りまくる真っ黒いオーディエンスによって、別世界が作りあげられていた。残念ながら気温が低く、野外ではアウターに身を包む人が多く、フェスらしい華やかさは感じられなかったが、それでも好きな音楽に合わせた自分なりのファッション、人の目を気にしない個性的なスタイルで踊る人々の笑顔は自信と満足に溢れていた。
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