<DEKMANTEL>も男性に関しては、Tシャツにデニムにスニーカーといったコメントのしようのないシンプルな格好が多いが、変な気負いがなく、身軽に気軽に来ていると言ったところが良い。カメラを向けるとみんなとても良い笑顔で返してくれる。
そして、今年は何より日本人参加者が多かったことが一番のニュースである。海外フェスは日本からではチケットが買えないことも多いため、アクティビティーコマースBANANAで代行販売、宿泊先の紹介、アテンドサービスなどを行った。日本人だけで200枚チケットが売れたという情報が入ってきたが、真相は定かではない。
夏のハイシーズンの航空券はとても高額である。そこに宿泊代、フェスのチケット代となってくればかなりの出費となる。1週間のバケーションを取ることも一苦労だと思う。それでも、夜の10時まで明るく美しい夏のヨーロッパで、世界トップクラスのアーティストを丸三日間堪能した体験は一生の思い出となることだろう。その証拠に各ステージで会うみんなの笑顔はとてもキラキラしていた。
また来年同じ場所で同じ笑顔に、新しい笑顔に会えることを願って、<DEKMANTEL>のレポを終了したい。
Photo by Atsushi Harada