去年末の第1回が大きな反響を呼び、<爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場>(2回目)が、2018年5月10日(木)より、5月13日(日)まで、4日間限定にて開催されることが決定。
その開幕を記念して、映画祭初日5月10日(木)19時からオープニング作品『シェイプ・オブ・ウォーター』爆音上映回終了後、“爆音映画祭”総合プロデューサー樋口泰人が、卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描くアーティスト・コトリンゴをゲストに招き、トークショーを開催する。
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爆音映画祭
映画愛に溢れ、繊細かつアーティスティックなプロデュースで定評のある樋口氏が、これぞ“爆音”で堪能してほしいと考える11本の名作を、新作・旧作織り交ぜ選出し、作品それぞれに適した音響調整を実施。
まず、爆音映画祭オープニングを飾るのは、2018年米アカデミー賞で作品賞を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』。本作の最大の見どころとなる“水”の演出が、一体“爆音”でどう表現されるのか?
『シェイプ・オブ・ウォーター』日本版予告編
また、もはや爆音映画祭の定番作品と言っても過言ではない『キングスマン』の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』が爆音映画祭に初登場! 大人気シリーズ「キングスマン」2作を、立て続けに大スクリーン、しかも“爆音”で楽しめるファン垂涎のチャンスは絶対に見逃せない。
『キングスマン:ゴールデン・サークル』3.14先行デジタル配信/4.6ブルーレイ&DVDリリース
迫力のあるシーンは、よりダイナミックに、緊張感のあるシーンは、よりきめ細やかになるよう、作品、シーンそれぞれに合わせ、繊細に音量・音圧を調整していくことで、これまでには決して体験することのできなかった新たな感動を創造します。
映画は“音”で、もっと楽しめる! 「ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」をお楽しみに!
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樋口泰人×コトリンゴ
トークショー
樋口泰人
1957年山梨県生まれ。
『キネマ旬報』『エスクァイア』『スイッチ』『スタジオボイス』などに批評やレビューを執筆。90年代は『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員、その後編集長をへて、ビデオ、単行本、CDなどを製作・発売するレーベル「boid」を98年に設立。
04年から、東京・吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。08年より始まった「爆音映画祭」はバウスシアター閉館後も、全国的に展開中。
ゲスト:コトリンゴ
音楽家。5歳からピアノ、7歳から作曲をはじめる。
神戸・甲陽音楽院を卒業後、ボストン・バークリー音楽大学 に留学し、ジャズ作曲科、パフォーマンス科を専攻。学位を取得後、ニューヨークを拠点に演奏活動を開始。
2006年、坂本龍一に見い出され、シングル『こんにちは またあした』で日本デビューを飾る。以降、現在までにカヴァーを含む、10枚のソロアルバムを発表。最新作は2017年11月発売の「雨の箱庭」。2016年11月に公開し、ロングヒットとなったアニメーション映画『この世界の片隅に』の音楽を担当。第 40回日本アカデミー賞優秀音楽賞、第71回毎日映画コンクール音楽賞、おおさかシネマフェスティバル2017音楽賞を受賞。
映画、アニメのサウンドトラックや多数のCM音楽を手がけるなど、クリエイターからの支持も高い。卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描くアーティストとして活躍中。
EVENT INFORMATION
爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
05.10(木)〜05.13(日)
上映作品
『シェイプ・オブ・ウォーター』(初)
『キングスマン:ゴールデン・サークル』(初)
『キングスマン』
『レ・ミゼラブル』
『グレイテスト・ショーマン』
『ラ・ラ・ランド』
『ベイビー・ドライバー』
『シング・ストリート 未来へのうた』
『はじまりのうた』
『バーフバリ 伝説誕生』
『バーフバリ 王の凱旋』
今はなき吉祥寺バウスシアターを拠点に、2004年に産声を上げた爆音上映とはライヴ用の音響システムを使い大音響の中で映画を見・聴く試み。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映。その画期的な面白さが広がり、08年からは映画祭として始動。現在は全国の映画館、公共施設、ライブハウスなどにて爆音上映&爆音映画祭をboidで企画制作している。