株式会社洋泉社から1995年より刊行されている映画雑誌『映画秘宝』。25周年記念号にして休刊号となる2020年3月号(1月21日(火)発売)では、映画監督、俳優、漫画家、作家、ミュージシャン、評論家など、超豪華175名の映画狂人が選ぶ2019年度の年間映画ベスト&トホホ10がランキング形式で発表された。

『映画秘宝』でベスト1に輝いたのは“ワンハリ”!

秘宝ライター、秘宝読者ともに第1位に輝き、完全優勝を果たしたのは、映画愛に満ちたクエンティン・タランティーノ監督の集大成、レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットの2大スター共演の大ヒット作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、通称“ワンハリ”だ。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』投票者コメント
・タラの優しさに溢れたラストは泣かずにいられない。
(アサダアツシ・放送作家)
・ずっと映画好きでいたことが報われたような多幸感に満ち溢れた逸品。愛しかない!
(♪akira・ライター)

年間映画ランキングの他にも、本誌にて映画イラストを連載する中川翔子による休刊号特製描き下ろしイラスト、さらには愛読者コーナーもページ数増量で贈るなど、休刊号ならではの企画が満載。誌面は25年目の幕引きを惜しむ『映画秘宝』愛に満ちた熱い想いにあふれている。

表紙は“ワンハリ”から『ジョーカー』、『アイリッシュマン』、『スパイダーマン:スパイダーバース』、『全裸監督』まで、2019年の映画シーンを彩った胸躍るキャラクターの数々が賑やかに集う、長野剛画伯による渾身の描き下ろし「2019年ベスト映画メドレー」をテーマにしたイラストが、休刊号に華を添えている。

また合わせて、2019年度ベスト・ガイ&ベスト・ガールのランキング結果も発表された。ベスト・ガイ1位に選ばれたのは『ジョーカー』の主演を務めたホアキン・フェニックスだ。「彼の存在感あってこその作品。俺たちみんなアーサーなんだよ」(黒木あるじ・小説家)との声や、「決して“心優しい”男を演じたんじゃない。狂気の勝利を演じたのだ」(ミルクマン斉藤・映画評論家)と絶賛するコメントも。

ベスト・ガール1位には『ターミネーター:ニュー・フェイト』に出演したマッケンジー・デイヴィスが選出。「あのサラ・コナーと同等以上の存在感は賞賛に値する」(辻本貴則・映画監督)「強い肉体、強い心。本年一番の「絶対に助けてくれる人」」(結城らんな・ライター)と圧倒的な存在感を見せたことが選出の理由に挙げられている。

今回のランキング投票参加者はなんと175名! 町山智浩、のん、斎藤工、みうらじゅん、宇多丸(Rhymester)、小出祐介(Base Ball Bear)、大槻ケンヂ(筋肉少女帯)、黒沢薫(ゴスペラーズ)、杉作J太郎、入江悠、滝本誠、人間食べ食べカエル、LiLiCoなど、錚々たる著名人たちも名を連ねている。

あなたの本年度のベスト1&トホホ1はどの作品? 最新の『映画秘宝』を見て選んでみるのも楽しいはず!

『映画秘宝』が選ぶ2019年度映画ベスト10
1位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
2位 ジョーカー
3位 スパイダーマン:スパイダーバース
4位 アベンジャーズ/エンドゲーム
5位 アイリッシュマン
6位 T-34 レジェンド・オブ・ウォー
7位 マリッジ・ストーリー
8位 グリーンブック
9位 ボーダー 二つの世界
10位 工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男

『映画秘宝』が選ぶ2019年度映画トホホ10
1位 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
2位 ターミネーター:ニュー・フェイト
3位 ジョーカー
4位 トイ・ストーリー4
5位 サスペリア
6位 Diner ダイナー
7位 アド・アストラ
8位 アリータ:バトル・エンジェル
9位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
9位 新聞記者

INFORMATION

映画秘宝ベスト10 & 休刊号

ベスト1を勝ち取ったのはあの映画!?『映画秘宝』休刊号で2019年度の年間映画ベスト&トホホ10ランキングが解禁 film200121_eigahiho_1

1月21日(火)発売!
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