ールデン・グローブ賞(『6才のボクが、大人になるまで』が3部門受賞! スゴイ!)やアカデミー賞など、映画界も1年を締めくくる大事な時期へとやってきました……!ノミネート作品を見る限り、まだまだ日本で公開されていない映画も多く、楽しみなばかりです。それでは今週もまいりましょう! 今週の「アナタに送るオススメ映画」です。

『神様はバリにいる』


こんな堤真一見たことがない!(といううか、見たくない?!)というぐらいに、堤真一の新たなる一面が全面に押し出されたコメディ映画。小野真千子の体当たりの演技も見ものです。この寒い時期こそ、南国に想いを馳せてみてはいかが?

『アゲイン 28年目の甲子園』


豪華出演人で話題になっている映画。主演に中井貴一、『ごめんね青春!』の出演も記憶に新しい波留や次に売れるイケメン男子として期待大の工藤阿須加、『恋の渦』の演技で注目された門脇麦など、要チェックな人物ばかり。内容も重松清が原作なので、感動必至カモ。ハンカチの準備はお忘れなく!

『ワンダフルワールドエンド』


今の日本映画には語るには欠かせない人物、松居大悟。尾崎世界観(クリープハイプ)×池松壮亮『自分の事ばかりで情けなくなるよ』の監督としても話題にもなりました。そんな監督の新作は大森靖子×橋本愛といったところでしょうか。現代の若者が抱える独特な感情を、監督の個性で描ききった一本。

『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』


「あなたが興味があることは全てアートの中にあります」え、なんか心にすごい引っかかる……! 予告編の一言だけで魅了されてしまう、サブカル心をくすぐるル・シネマらしい上品な映画。絵画に詳しくない人もこれをきっかけに興味が湧くかもしれませんよ。

『パンク・シンドローム』


けてぃっく読者には、ぜひ見てほしいドキュメンタリー映画。パンクバンドをやってるだけでもかっこいいのに、なんと彼らは知的障害を持ちながら音楽をやっている。日々ぶつかりあいながらも自分達の音楽を奏でていく彼らの姿に、シビレること間違いなし!

今週は邦画がわりと多い一週間となりましたね。普段、邦画はもっぱら借りてみてしまう、といったアナタも、今週は見に出かけてみちゃうのはいかがでしょうか。それでは今週も映画三昧!

(text by Rina Kawarai)