インドのスラムで生まれ育った青年が、ラップと出会ったことでそれまでの人生が一変、フリースタイルラップ大会で優勝を目指す実話を基にした映画『ガリーボーイ』が10月18日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開。

現地のラッパーも多数出演、突然即興が始まる場面も

『ガリーボーイ』は、インドのムンバイにあるスラム出身のムラド(ランヴィール・シン)が、ある日大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC Sher(シッダーント・チャトゥルヴェーディー)と出会い、親からの反対、友情、恋、様々な経験をしながら、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す様を描いたインド映画だ。

本作は、インドで活躍するアーティストNaezyの実話を基に描かれ、全世界で大ヒットを記録。第92回米アカデミー賞国際長編映画賞(旧外国語映画賞)のインド代表にも選出され、ますます注目を浴びている。主演は「プリンス★オブ★ボリウッド」の呼び声高いランヴィール・シンが務め、北インド界の実力派女性監督ゾーヤー・アクタルがメガホンをとり、プロデューサーにはUSヒップホップ史に数々の名曲を残してきたことで知られるラッパーNAS(ナズ)が名を連ねる。

今回公開された映像は、ラップバトルの撮影が行われている様子が収められている。撮影は、スタジオやムンバイのスラム・ダラヴィで行われた。なんと本作には現地のラッパーたちも多数出演しており、突如即興が始まる瞬間も。撮影終了との声がかかり、全員が喜ぶ姿も映し出された。

また映像では、ランヴィール・シンが「スタジオの作業は充実していた。若いミュージシャンが才能を注入しそのエネルギーが一歩先の世界へと押し上げる。ミュージシャンはあつい。その情熱を伝播させていく」と語っている。

映画『ガリーボーイ』特別映像

ラップのリズムにのったヒンディー語の新鮮な響きと、ガリー(路地裏)の躍動感にぜひ注目したい『ガリーボーイ』。世界中に感動を巻き起こした本作の日本公開を見逃さないように!

RELEASE INFORMATION

ガリーボーイ

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ラップでスラムから這い上がる!?映画『ガリーボーイ』メイキング公開|主演俳優も驚くラップバトルの映像が公開 gullyboy_01-1920x1281>

10/18(金)より 新宿ピカデリー他“本音開放ロードショー”
主演:ランヴィール・シン(『パドマーワト 女神の誕生』)
監督:ゾーヤー・アクタル(『慕情のアンソロジー』)
出演:アーリアー・バット、シッダーント・チャトゥルヴェーディー、カルキ・ケクラン

日本語字幕:藤井 美佳
字幕監修:いとうせいこう
2019/インド/154 分/5.1ch/ビスタ/原題『Gully Boy』

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