宗教団体、ネグレクト、少年犯罪、性産業など大人に翻弄される地方都市の若者たちを、実話をベースに描いたブラックコメディ『獣道』が、2017年夏に公開することが決定した。 
   
W主演には、親の愛を知らずに育ち自分の居場所を求め宗教施設や風俗の世界へ身を転じていく少女・愛衣を演じる伊藤沙莉と、そんな愛衣に恋する少年・亮太を演じる須賀健太。子役出身の天才俳優の初共演となる。

この度、映画公開に先立ちまして、豪華追加キャストが解禁! 亮太の悪友で地元の不良・佑二を演じるのは、『太陽を掴め』主演など最注目の若手俳優、吉村界人。同じく不良グループの番長・堅太を演じるのは、ハーフ芸人として活躍するアントニー(マテンロー)。 地元のヤクザ・喜田を演じるのは、でんでん。その舎弟・瀬能には、俳優としても味のある演技で定評のあるお笑い芸人、矢部太郎 。堅太と恋に落ちる水中カメラマン玲花に、鈴木清順監督や是枝裕和監督など、名立たる映画監督に起用されてきた韓英恵。

『下衆の愛』スタッフが送る新たなるクソヤロー伝説映画『獣道』追加キャスト発表! KM_dendenyabe-700x467

他にもインディーズで日本映画を盛り上げる俳優陣の出演が続々決定した。園子温監督『アンチポルノ』主演でも話題の冨手麻妙。監督作『脱脱脱脱17』が、<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016>で審査員特別賞を受賞した松本花奈。<第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞>受賞、<毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞>も受賞した『ケンとカズ』主演の毎熊克也。橋口亮輔監督『恋人たち』で<第89回キネマ旬報ベスト・テン/新人男優賞>を受賞した篠原篤。勢いある俳優陣に加えて、広田レオナ、近藤芳正らキャリアある俳優の出演も決定。しっかりと脇を固める。

脚本・監督をつとめるのは昨年『下衆の愛』が話題沸騰した内田英治。前作に引き続き、オリジナル脚本での監督作です。プロデューサーには『下衆の愛』に続き、英国人プロデューサーのアダム・トレル。この名コンビに、ドイツの名立たるアジア映画を配給しているドイツの名門映画会社『ラピッド・アイ・ムービーズ』も製作に参加、日独英の3カ国共同で製作。撮影には地元ローカルの“不良少年”らが出演し、地元警察監視のもと行われる異例の撮影となった。

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また、本作の宣伝資金をクラウドファンディングで募集。MotionGalleryにて1月24日(火)12:00から2月25日(土)まで実施される。

獣道

2017年夏公開

出演:伊藤沙莉、須賀健太、アントニー、吉村界人、韓英恵、でんでん、広田レオナ 、冨手麻妙、近藤芳正、松本花奈、大島葉子、マシューチョジック、矢部太郎、川上奈々美、毎熊克也、篠原篤、森本のぶ、根矢涼香、川籠石駿平、アベラヒデノブ
監督・脚本:内田英治(『下衆 愛』)
撮影:伊藤真樹(『リアル鬼ごっこ』)
製作:NAC、サードウィンドウフィルムズ(英)プロデューサー:アダム・トレル
配給:サードウィンドウフィルムズ
宣伝:フリーストーン
2017年/日本、イギリス/カラー/95分
©third window films

公式サイト